ダンガンロンパ3絶望編3話 感想と簡単な考察
ダンガンロンパ3絶望編3話。
今回は胃がキリキリしましたね…
はぁ…
感想と(少ないですが)考察です。
はぁ…つら…
※ネタバレ注意※
希望ヶ峰学園はクソ
いや、元々ゼロと2の時点でクソっぷりは知っていましたけど、こうしてアニメになって見せられるとストレス溜まりまくりです。
というわけで2話と同じく内容を順に説明しながら感想を。
冒頭は日向が希望ヶ峰学園のHPを見るシーン。思ってたよりHPシンプルですね。
77期生達が日向を通り過ぎていくシーンがありましたが、唯一交流があるであろう七海はいませんでしたね。(2回確認したから間違いないはず…)
OPを挟んでAパート。九頭龍菜摘と日向の会話シーン。
前回の予想が的中しました!
>おそらく、学園側がまだ彼女の「超高校級の妹」という才能を認めておらずスカウトしていなかったため、一先ず予備学科に転入してその才能を認めさせる、といったような事情があるのではないでしょうか。
やはり超高校級の妹の才能を認めさせるために編入したそうですね。
サトウさん(CV:清水愛)が登場。小泉とサトウさんだけでなく、菜摘も同じ写真部に所属していたことが判明しましたね。意外だ。
サトウさんもやはり才能にコンプレックスがある人物であることが判明。自分は超高校級の妹という才能があると主張する菜摘と喧嘩に。
小泉も割り込んできて雰囲気は最悪に。いい子すぎるよ真昼ちゃん…
弁当の約束が切ない…
次に九頭龍とペコの会話シーン。こうやって学園生活時代は隠れて会話してたんでしょうね。大変だ…
そこに割り込む澪田は数少ない癒やしでした。なんでお前みたいな奴が絶望してしまったんだ。
いつもの噴水で日向と七海がゲームをやるシーン。
1話と同じく「才能」というダンガンロンパ2のテーマを踏まえた会話。
「からっぽだから選べる」という七海の台詞がまさかああいう解釈になるとは…
日向「才能がなくても…希望がある…!」
このアニメのタイトル絶望編なんですよね。
菜摘とサトウさんの喧嘩を止める日向。
サトウさん「真昼は私が守るんだ、絶対に、絶対に…」
しかし、もう手遅れだったようで…
菜摘は兄に置いて行かれたくないから、超高校級の妹として認められたいみたいですね。
これは九頭龍の通信簿の内容も納得だわ…兄にとっては本当いい妹ですね。
…そして、トワイライト事件発生。菜摘死亡。
展開はやっ!!
前回の記事で「トワイライト事件が発生したのは、77期生が2年生の時」とか考察したのに思いっきり外しましたね…
まあ、モノクマのことですから新聞の日付は適当だったんでしょう。きっとそうだ。
Bパート。
菜摘の死を悲しむ九頭龍とペコ。やはり絶望編では血はピンクのようだ。
小泉とサトウさんの会話を影から聞く日向。超高校級の探偵かお前は。
ここのサトウさんは狂気を感じました。彼女がこう狂ってしまったのもやはり予備学科の存在が大きいわけで…
本当に希望ヶ峰学園腐ってるなあ。
そしてサトウさんの遺体が発見されます。結局彼女を誰が殺したのかは分かりませんでしたね。
確実に九頭龍とペコは絡んでいるんでしょうけど…
小泉に真相を聞くため、本科に入ろうとする日向を止める警備員。
本科の人間は予備学科に入れるのに、予備学科の人間は本科に入れないのか。信じられない…こんなんクーデターになって当然だろ。
それでも入ろうとする日向を止める逆蔵。
公式サイトによると、彼はボクサーの才能を極め、世界チャンピオンになったが、宗方の頼みで警備部に所属しているようで。本当に超高校級だなあ。
才能がない人間のくせに希望ヶ峰学園を汚すなと、日向に暴力を振るう逆蔵の姿は、ファンの方には大変申し訳ないのですが本気で腹が立ちました。
御手洗や苗木くんに暴力振るうし、万代間接的に殺しといて謝罪の一言もないし、霧切さん殺しかけたし、今回の件で彼は知らなかったとはいえカムクライズルプロジェクトの最後の一押しをしてしまったことが判明してしまったわけで。
ヘイトの溜まる要素しかないですよね。意図的なんでしょうけど。
彼の印象どんでん返しイベントはいつになるのでしょう…公式は人気が出ると睨んでいるのですから何もないのは流石にないはず…
魅力的なキャラクターばかりのダンガンロンパシリーズですから。信じてますよ。
そして(自分の記憶が確かならば)ようやくロンパ3で初めてあの決め台詞が登場。
「それは…違うぞっ…!人生は才能だけじゃない…!」
逆蔵に踏まれながらも反論する日向でしたが。
「お前みたいに才能のない人間は、何も考えずに、這いつくばって生きていくのが何より幸せなんだよ」
ついに逆上した日向は逆蔵に殴りかかる。元超高校級のボクサー相手に勝てるわけもなく、パンチを喰らいそうになったその時。
「やめて」
とっさに日向を庇う雪染先生。流石だ。自分の中で株が急上昇。
しかしもう日向の精神はズタボロ。恩師に渡されたハンカチを振り払い、そのまま走り去ってしまう…
逆蔵と雪染の会話シーン。やはり彼らは学園の秘密を探るためにこうやって仕事をしているようで。
色々勘ぐり過ぎて殺されたらたまったもんじゃないから日向を止めたと逆蔵は説明していますが、ちょっとは言い方というものがあっただろお前…雪染も言ってるけど暴力はいかんよ…
ラスト。
新作ゲームで遊ぼうと日向を誘う七海。
しかし日向は用事があるからと断ります。
「七海、思い出ちゃんと作ってるか?」
「それなりに」
「ちゃんと思い出作っとけよ。七海は超高校級のゲーマーってだけじゃない。いいところがたくさんあるんだからさ」
あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ
「じゃあ、またな」
「うん、また明日!」
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
次はないんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!
”日向創”はいなくなるんだよ…七海…
最初見た時、取り乱して泣きそうになってしまいました…
日向と七海の組み合わせがダンガンロンパで一番好きな自分には最高につらい…
ED、絶対希望バースデーは今回はありませんでしたね…数少ない癒やしが…CD発売来週なのに…
というわけで今回はトワイライト事件を濃密に描かれましたね。
まさか日向がここまで大きく絡んでいて、カムクライズル化の決意をするイベントになるとは思っていませんでした。後付とはいえうまいなあ。
さて、今回の考察に入る前に公式サイトの誤植の話でも。
放送開始後、逆蔵とサトウさんと菜摘の3人が公式サイトのキャラクター紹介に追加されたのですが、CV欄の誤植がありました。
サトウさんのCVは清水愛さん、菜摘のCVは山崎はるかさんだったので思いっきり間違っています。
10分足らずで修正されましたが。未来編2話の紹介文が1話と一時期同じだったり、公式サイト誤植多くないですか?
ともかく、加藤英美里さんと伊波杏樹さんがCVの新キャラがこれから登場することが分かりましたね。
誰なんでしょう。ゼロの音無涼子とか?間違いなくゼロの話は絡んでくるでしょうし。
では考察に入りましょう。
…精神やられてるのでかなり適当な考察ですがご了承ください。
・公式サイトのキャラ紹介
キャラクターを選ぶと、セレクト欄のそのキャラクターの背景が灰色からピンクになりますよね。
確か絶望編2話放送までは未来編と絶望編両方に出演している人物(例えば雪染ちさ)を選ぶと、キャラクター選択欄で未来編と絶望編の両方の背景がピンク色になっていたんですが。
いつの間にか絶望編を選ぶと絶望編の背景、未来編を選ぶと未来編の背景しかピンク色にならなくなっていました。ちなみに。天願会長は前から片方しかなりませんでした。
何か意味が隠されてるんでしょうか?
多分HP制作担当がいちいち両方ピンク色に切り替えるのめんどくさくなったとかそういうオチなんでしょうけど
・黄桜公一
今回のラストシーン。霧切仁、天願の2人が絡んでいたことはわかっていましたが、黄桜も絡んでいることが判明しました。
未来編で怪しさMAXの黄桜ですが、絶望編でもこんな描写があるとなると…
これで黄桜は天願とかなり交流があると予測出来るわけですが、未来編では単独行動を決め込んでいましたね。2人共苗木の処分には反対している立場だったのに。
この2人の関連性が気になりますね。おそらく何らかの意見の相違があると考えられます。
彼は才能のある人物をスカウトする立場。一体彼の”才能”への思想はどのようなものなのでしょうか?
間違いなくダンガンロンパ3のキーパーソンの1人でしょう。彼の活躍が楽しみです。
・2-2のトワイライト事件
今回サトウさんは、小泉に問いつめられましたが、結局犯行を自白しませんでした。
しかし、2-2のゲーム内では、小泉と思われるD子が花瓶の写真を撮って、サトウさんを呼び出して白状させていたんですよね。そしてD子が犯行の証拠を隠してしまい…
絶望編の描写とちょっと矛盾しているような…?時系列が後だったにせよ、どうも結びつかない…
おそらく、あのゲームは結局モノクマの推測でしかなかった、というオチだったんだと思います。
実際はこうだった、という話なんでしょう。新聞の日付がおかしいことも含めて。
・スーパーダンガンロンパ2の七海千秋
「私は、日向くんと遊べて楽しい…と、思うよ」
初めて彼女が「と、思うよ」の台詞を使いました。
先週予想した通り結局AIなのかな、と思ったのですが。
この1週間、スーパーダンガンロンパ2について改めて考え直しました。
現在手元にVitaをダンガンロンパを友人に勧めるため貸しているので、設定資料集を隅から隅まで読んだり、いろんな感想記事を巡ったりしました…
やはり七海はAIのモデル説が最有力ですよね。
未来編3話でカムクラと苗木が会うシーン、花がありましたが、あれは七海が亡くなっていることを表しているという考察をTwitterで見て、そうとしか考えられなくなった…
そんな「AIのモデル」なんていう単純な設定じゃないとは思っているんですけど。小高さんもうまいこと考えた、みたいなことをおっしゃっていましたし。
でもやっぱりモデルとしか考えられないんですよね。一応根拠を投下。
2の6章で出てくる、日向と七海のあの会話シーンの一部。(プレイした方なら分かるはず!)
七海「才能を持つ事がゴールじゃないよ。才能があろうとなかろうとさ、それよりもっと大事な事があるでしょ?自分を信じてあげる事だよ。それができなかったら…いくら才能があっても自分に胸なんか張れないよ?きっと…昔のキミがそうだったみたいにね」
日向「お、お前は…なぁ、お前は誰なんだ?だって…消えたはずじゃなかったのかよ…?」
七海「でも、昔の日向くんは昔の日向くんだよ。この世界で、私やみんなと過ごした日向くんじゃない…。だから大丈夫…。キミはもう自分に胸を張っていいと思うよ」
ここで出てきた七海は絶望編の七海という説がよく言われていますよね。
後付とはいえ、昔の日向を知っているというわけで。
でも自分としては…それは違うぞ!と言いたいです。
単純に大好きなシーンを後付で重みが減るようなことをしてほしくないとか、そういう感情論もあるんですけど。
>「きっと昔のキミがそうだったみたいにね」
彼女が語る「昔の日向くん」はあくまで推測でしかないですし。
(「きっと」という台詞から、AI七海がモデルとなった絶望編七海の”知識”だけは持っていると考えることが出来ます)
このシーンの最初の会話。
七海「ゲームなのは私だけ。みんなはそうじゃないでしょ」
日向「七海か?どうしてお前がここにいるんだ?」
七海「…うーん、どうしてかな?」
「ゲームなのは私だけ」
こんなことは絶望編の七海では言わないはずですよね。(これからの展開によるかもしれませんが)
やっぱりこのシーンに出てくる七海は、AIである七海だと思います。
前回の予想で
>絶望編自体はもしかしたら「過去の出来事をある程度再現し、"彼ら"が絶望に至るまでの過程をAIである七海に教える」ものだったり?AIの彼女をテストし、成長させる手段として。”彼ら”を救うための監視者が七海なのですからよく相手のことを知っておく必要があるのでしょう。
なんて予想しましたけど、この台詞を踏まえて違うと確信しました。
そもそもAIの七海だったらもっと「と、思うよ」を使うし、よく眠るシーンがあるだろうし。先週の自分適当すぎるだろ…
じゃあ絶望編の七海がモデルだとして、AIの七海は偽物なのか。
偽物なんかじゃありませんよね、もちろん。どちらも本物です。本編でも日向が言っていましたし。
…はい、考察にすら感情論が物凄い飛び出してきてしまったので今回はここで終わります。
まさかの3話でカムクライズルプロジェクトが始動と、かなり想像よりも早いペースで進んでいる絶望編。全12話とは思えない…
日向メインというわけではないみたいですし、他の77期生の絶望がじっくり描かれるのでしょうか。これからが不安ながらも楽しみですね。
Next→未来編4話
前回の引きからして、おそらく冒頭でかなりの衝撃が来ると思われます。怖い。