さあ、報われるのは誰なのでしょう。
―最原終一役・林原めぐみ
『ニューダンガンロンパV3』祝発売! 山寺宏一、林原めぐみ、緑川光ら出演キャストのコメントを一挙公開 - ファミ通.com
集大成であり最高傑作と思えた、ニューダンガンロンパV3の感想です。
簡単に考察もどきも混ぜてます。
ちなみに2.5面白かったんで限定版買った人は是非是非見てみてください…感想は気が向いたら…
今回の感想は
・シナリオ(Ch1~5まで)
・キャラクター
・裁判でのシステム面
・おまけモード
・Ch6を通した考察、『ニューダンガンロンパV3』総評
の5つに分けてお送りします。
ノリと勢いで書いてるんで文体とか一人称とか色々適当です。よろしくお願いします。
※ダンガンロンパ全シリーズネタバレ注意、未プレイ者は閲覧禁止※
ネタバレ注意
ネタバレ注意
ネタバレ注意
ネタバレ注意
ネタバレ注意
ネタバレ注意
ちなみにこの記事、最後の総評部分のために長時間かけて書いていたんですが、
そこだけだと寂しいなと思って用意した前座だけで既に2万文字超えてるので、時間ない方はそこまで読み飛ばしてもらって結構です。
総評は8000字ぐらいだから前座の方が圧倒的に長いんだよなぁ…
シナリオ
今作は、ストーリー、トリック共に歴代最高だったと思います。
特にV3-1,V3-5は歴代でもトップクラスに好きですし、V3-2もめちゃくちゃお気に入りなシナリオでした。
発売1週間前から全然ネットを見ないようにして全てネタバレを回避してきたんですが、その甲斐はありました。
Chapter6の感想はやはり最後に書くべきだと思うので、ここはCh1~Ch5の感想を先に書いておきます。
リアルタイムでプレイしてた時の感想と、後でじっくり考えてから書く感想は少し変わってきますね…
ちなみに、
1/12(発売日):Prologue~Ch2死体発見
1/13:Ch2捜査~Ch3捜査,(中断),Ch3終了
1/14:Ch4冒頭~Ch5終了
1/15:Ch6
って感じでプレイしました。
Prologue 「蘇る超高校級」
始めた瞬間に,1~3の映像が流れてなんだこれ!?ファンサービスか!?ってびっくりしました。もう一度Ch6で流れた時鳥肌立った…
そして画面に映るのは赤松楓…ってなんだその制服!?
今回開発ブログを見て最初から予想外なことが起きるとは知ってましたが…こんな形だったとは。初見でディスク間違えたかと思った。
この時点で、「元々は才能のない一般人なんじゃね?」って勘付いてたんですが、プレイ進めてくにつれて忘れていきました…
おかげでCh6での絶望感がより強まったなぁ…
歴代屈指のロケットスタートなPrologueでしたが、ちゃんと6章をプレイして真相を知ってから再プレイすると色々再発見出来るのが良かったです。小高氏もちゃんと再プレイしてね!って言ってましたし。
考察とか詳しくは後述。
Chapter 1 「私と僕の学級裁判」
ダンガンロンパの各章タイトルでも一番好きかもしれませんこのタイトル。的確すぎる…
死体発見までのストーリーがまず面白かったです。絶望のデスロード一生クリア出来る気がしません。
楓が思ってた以上に積極的な主人公で楽しかった!発売前から湧いてた愛着がさらにさらに膨れ上がっていく。
そしてモノクマが出してきた無理矢理な動機に、コロシアイ促進BGMに高まる緊張感。
心臓のバクバクが止まらないまま死体発見現場に――――――――
あ、やっぱり貴方でしたか。
なんで図書室なんかに行ったんすかね?
予想記事にも書いたんですが、初夢がV3プレイして最初に天海が死ぬ夢だったんで、まさかそうなるとは。…今考えると酷い夢だな
そして学級裁判へ。
1章犠牲者は予想してたので心の準備は出来てましたが、この中から1人また減ると思うと不安でしょうがなかったです。
今回は学級裁判を最大限に楽しむために、あえて犯人やトリックを予想せずに挑んでました。(簡単に犯人予想はしてましたが深くは考えなかった。)
おかげで、1章犯人という残酷な真実を叩きつけられた時には心が折れそうになった。プレイやめそうになった。なんだあれ。犯人が名乗らなかったことから自殺か、2-5みたいに自覚のない殺人だと思ってたのに…
最原が苦しんでた意味に気づけなくて、犯人指名の直前の楓の台詞でようやく勘付くという。
そこからはもう、とにかく辛かった、辛かった。
しかもCh6で冤罪って判明するのがまた…楓は紅鮭団で主人公に選べないし可哀想すぎるよ…
おしおきで激しい絶望感が襲ってきた。ねこふんじゃったもう聞けない。
その後、エピローグ部分で月の光が流れるシーンで思わず泣いてしまった。
ダンガンロンパプレイしててあそこまで涙を流したのは初めてだった…
そして、最原終一に極限まで感情移入することが出来た。
物凄い喪失感に襲われたけど、楓の遺した意思を胸に、残酷な真実と立ち向かって、コロシアイを終わらせようと心から思えた。
本当に素晴らしい、美しいエピソードだったと思います。
主人公交代という展開は発売前から予想されてましたが、その不満を全て吹き飛ばすくらいには凄いシナリオでした。
シナリオが演出がとっても良くて…この1章を越えるシナリオがこれからプレイ出来るのか心配になるぐらいでした。ちゃんと後でその不安を吹き飛ばしてくれて良かったですが。
さて、モノクマは動機提示で「コロシアイに参加させられた人物は全員殺される」と言ってましたが
「参加させられた人物」というのを後から考えると…
とりあえず、オーディション等が嘘だとしても、天海は少なくとも「望んでコロシアイに参加した」んですから殺されることはなかったわけですね。(捉え方にもよりますけど)
後々思い返してもほんとに胸糞なシナリオだ…ひでぇよ…
Chapter 2 「限りなく地獄に近い天国」
個人的お気に入りエピソード。犠牲者とクロの対比や、細かな伏線が張ってあるのが好み。何よりクロがあの人だからっていうのが強いですけど。
日常パートで配られたのは、動機ビデオ。1を思い出しました。
完全に全員入れ替えられて配られたんだと思ってました…モノクマーズが配ってる時によくわかんなくなってる描写の時点で気付いとけば、もっと早く心の準備が出来てたんだなぁ…
夢野のマジックショーの時点で、いよいよ死体発見か…と心臓の高鳴りが増していく。
あの流れで夢野が脱出失敗して死んでしまうのかと思ったら、まさかの星が死んでる展開。
予想外すぎてめっちゃくちゃびっくりした。今回の犠牲者で一番びっくりした。
最も、この驚きを「ダンガンロンパらしく先の読めないドキドキする展開…」と褒めていた自分の気持ちは、Ch6をプレイした今考えると…
捜査中、クロの目星はなかなかつかなくて、助手として付いてきてくれてる百田がクロだったりする残酷な真実が待ち受けてるのかと思ったら…自分にとってそれ以上のものが待ち受けていた…
体育館で準備していた人物が犯人だって一瞬考えたんですけど、あなたは2章で退場するようなキャラではなさそうだから…って根拠のない先入観を抱いてたからなぁ。
学級裁判中。誰がクロなのか本当にわからなくて、心拍数が凄いことになってた。
体育館の窓から死体が投げ込まれた。体育館の窓のカーテンを準備していたのは…?
心拍数がどんどん高くなっていく。
ロープがトリックに使われた…?じゃあ、そのロープをカーテンに設置していたのは…
そして訪れるクロ指名の時間。気の所為気の所為、通るわけがないだろと思って軽い気持ちで選んだらまさか通るなんて…
指名後は辛すぎて泣きながらトイレに行った。その後のノンストップ議論も方心状態で時間ギリギリまでかかった。1章と同じくボロボロ涙を流した。
1アニメからの新規だから、発売前から一番好きだったキャラがクロになる感覚なんて初めてだよ。キツすぎるわ。
しかも新立ち絵の連続で余計に好きになっていくから困る。この後おしおきされるんだぞ。
それでも真実に立ち向かってねという楓が遺した言葉、後押ししてくれた百田のおかげでどうにか裁判を終わらせることが出来た。最原に感情移入しすぎて心が苦しかった。
裁判後に明かされる動機ビデオのシーンも驚きしかなかった。モノクマーズ、頼むからちゃんとビデオをシャッフルしてくれ。な?星と斬美さん(あと王馬?)はシャッフルしてないって都合が良すぎるんだよわざとやってるのか!?
さっきも言ったけど、お互いに対とも言える動機ビデオの内容が…つらい…
「東条」斬美ってそういうことだったんだな…総理大臣…
色々考えることが出来るエピソードだったと思います。
動機ビデオによって希望を打ち砕かれた星竜馬は呼び出しを受けてあえて隙を見せた。それでも、溺死の際に手錠をかけられても抵抗したのは、本当は最原達の言葉を通して生きたいと気づいたのか。最原達のために証拠を残そうと思ったのか。
完璧なメイドだった東条斬美。にも関わらず、殺人を犯す上でタイヤと手袋の切れ端をプールに落とすという、対策すれば簡単に防げそうな2つもミスをしたのは何故か。赤松楓の最後の「みんなで外に出てね」という依頼が心の迷いを生じさせたのか。国民のみなさまと才囚学園のみんなを天秤にかけて前者を選んだまでに相当な迷いがあったからこそなのか。
彼らが死んだという真実がある以上は、もう知る由もない。
2章で5つの自由時間でケチャップを貢ぎまくって斬美さんの通信簿を全部埋めたんですが、そのせいでおかげにショックが強くなったんですよね。
5つ目の通信簿で、「外に出たら最原に仕える」って約束してくれたんですよ。
そしてこの段階で動機ビデオは配られていた。きっと誰かを殺して外に出る決意は固めてあったんでしょう。
…紅鮭団で埋めることが想定されている通信簿で、仕様上そうなっているだけなんですが、おかげでこの時の彼女の本心は一体なんだったのかな、って今でも考えちゃいます。
というわけで他にもまだまだ書きたいんですが割愛。
このエピソードに関しては個別考察記事を書きたいですね。…いつになるか分からないけど。
気持ちの整理がつくまで、学級裁判を最後までやり直すのが出来そうにない…
おしおきの際に逃げ出す人物そろそろ出てくるかなと思ってたんですけど、まさか貴方だとは思わなかったよ。「滅私奉公」だからこそ、あの姿が強烈に目に焼き付いた。
「クロになるならどうか、最後の一秒まで輝いているようなキャラであってほしいところです。」なんて予想記事で言ってたけど本当にそうならないでくれよ頼むからさ
投票の際には最原に1票入れるし、同情を誘って反乱を起こそうとするし、おしおき前には逃げるし…最期までどんなに醜く足掻こうと、生に執着し続ける姿を見てどんどん好きになっていった。マジで勘弁してくれ…なんでクロ発覚してから好感度さらに上がってくの…
おしおきはもう二度と見たくない。youtubeのトップのおすすめ動画のせいで公式声明破って動画上げてる人のサムネイルが見えてつらい。それだけでトラウマが蘇ってくる。
頑張って脱出しようとした末に…という、どこかアニメ3の七海のおしおきを思い出す内容でしたね。俺の好きなキャラはこういうおしおきになる呪いでもかかってるの?
小高さんキツすぎますよあれ。勘弁してください。
というわけで、Ch2は完全に東条斬美さんに対する文章になってしまいましたが、ご了承ください。他のこと書けない。
…改めて書いてみて思ったけど、この章に関しては感想書こうと思ってもリアルタイムでプレイしてた時の感想と同じことになるな…これを見れば当時俺がどれだけ取り乱してたか分かると思います。
そして章最後に明かされる真実は結構びっくりしました。
暗殺者って…普通に保育士だと思ってたよ…(察しが悪い)
今作のニューワールドオーダーが流れるシーンはここの印象が強いですね。ニューワールドオーダーは雰囲気ちょっと変わってて世界観一新って感じがしたなぁ…
Chapter 3 「転校生オブザデッド」
Ch1~5の動機を並べてみると、唯一Ch3だけが本当に自分のためだけに殺人を犯してるのが面白いですね。(一応姉のためではありますが)
色々とイレギュラーなシナリオでした。
Ch2の最初の文字が埋まっていくわけですが、この世界は王馬小吉のもの…ってこの時点ですぐに分かるようになってましたね。でも、それすらもトラップだとは思わなかった。
Ch3では待望の男のロマンイベントが!
といっても好きな女子の斬美さん/ハルマキ/楓が誰もいないので悲しかったです。斬美さんおしおきや理論武装で謎のサービスシーンあったけど方心状態だったからあんまり覚えていないや
最原、百田、春川というトレーニング組が結成。ハルマキって略称が公式だったのにびっくりした。
この三人が今回のメインだと予想してたので、とりあえず五章までは生き残るな…ってことに安心すると共に、他のメンバーがいつ死ぬか分からない恐怖感に襲われる。
まだこの時点で犠牲者は4人しか出てなくて12人残ってるんですが、Ch1~2の犠牲者は発売前一番好きだった男子/女子の天海/斬美さんと、愛着湧いてた楓と、天海の次に好きだった星。好きだったキャラが全員死んだせいで、まるでもう犠牲者はあと3人ぐらいしか出ない気分だったんですけど…まだCh3の(非)日常パートだったんだよなぁ…胸にポッカリと穴が開いた気分でした。ここまで精神を破壊されたゲームなかなかないぞ。
この時点でどんどん転子の好感度が上がってました。
男死嫌いといえど最原の心情を察し気を配ったり、生徒会に入って様子がおかしくなった夢野を気遣ったり…と
とってもいい子で、生き残ってほしいなぁ…と思ってました。
まあ、それを打ち砕いていくのがダンガンロンパなんですが。
アンジーの死体発見の時は、やっぱり来てしまったか…と。褐色に厳しくなったなダンガンロンパ…
3章で犠牲者1人だから、4章か5章で犠牲者2人来るのかつら…と考えていたところに!
歌を唄っている途中に鳴り響く音。
あ、これまさか――――――
はい、好感度上がってきたキャラ死亡。捜査パート中に死体発見は二次創作で見たしいつか来ると思ってたが…はぁ…
Ch2から立て続けにプレイしてきて、真実と立ち向かうと決意しても流石に精神が限界だったので、この時に4時間寝込みました。布団の中で1章と2章思い出して泣いてた。
その後の王馬の死体発見もびっくりしました。嘘だよー、じゃねえよ!最原もっと怒って!
裁判。斬美さんと楓の遺影が映り込むたびに心がズキズキ痛む。
シーソーのトリックは読めなかったのですが、1,2章ほどびっくりはしませんでしたね。本棚で砲丸の道を作るのとロープウェイは驚きましたが…
3章、難易度が高かったイメージ。確かたくさん同意ポイントがあってどれかを選ぶやつでゲームオーバーになりました。キーボのライトの議論で初めて裏ルート行った時は
興奮したなぁ…
秘密子の成長がアツかったですね。これで秘密子が4章で死んだらこのゲームのパッケージ叩き割るぞって思ったんですが、そうならなくて良かったです。
真宮寺は時々見せるおネエ口調がなんだったのか気になってたんですが…マスクの下はそうなってたのかよ!
なんなんだこいつ…
鈴村健一さんの演技が凄すぎて感動してました。ずっとダンガンロンパに出たいと思ってらっしゃったからか、気合入ってたな…
アンジーだけ殺しておけばおそらく完全犯罪だったのに、転子をわざわざ殺した理由が気になってしょうがなかったのですが…
…そんな理由かよ!
1,2章で立て続けにつらい動機が来たから何かと思ったらこんなに狂気を感じる理由かよ!
3章犯人は豹変して凄い動機っていう法則があるけどさ!
おしおきもノリノリで塩をかける姉が面白かった。
プレイし直して気付いたんですが、死んだ方が人気出るって話が劇場で出た後に、モノダムがおしおきに突っ込んでいくのも高ポイント。モノダムがモノクマーズだと一番好きです。
というわけでCh3はCh1,2が鈍器で殴られたぐらいつらいシナリオだったので、犠牲者が二人出て辛かったですがクロ絡みはもう突き抜けてたので謎の安心感が芽生えてました。
学級裁判後のシーンは相変わらず精神にきましたね…秘密子の泣いてるシーンがとても悲しかったし、百田の病気のシーンがまた不安を煽ってくる…
4章もどうかクロはサイコパスじみた動機であってくれ…そっちの方が気が楽だ…
と思ってた頃はどんなに幸せだったか。
Chapter 4 「気だるき異世界を生かせ生きるだけ」
重い。
4章は筋肉枠に親でも殺されたんでしょうか。
(非)日常パートでの夢野の成長に感動する。
百田の体調がどんどん心配になっていく…4章で死ぬんじゃないかと思った…ハルマキとの絡みが面白い。
入間のスラダンパロが面白かったですね。なんで専用CGまで用意してあるんだよ。
薄々予感はしてましたが、登場する新世界プログラム。テンション上がってしまった。
冒頭のコロシアイは終わらない映像から察してましたけど、やっぱり世界観一新は嘘じゃん!…って思い込んでからのCh6のオチっていうね。あれは卑怯。
プログラム内世界でのアバターみんな可愛かったですね。
春川が百田と一緒じゃなくて不機嫌になってるシーンで初めて彼女の好意に気づきました。悲恋エピは効くので幸せになってほしいと願わざるを得ませんでした。なお
犠牲者発見は予想通りなだったのでそこまで驚きはせず。例の生放送で彼女が死ぬことはポロリされてましたからね…2章あたりで死ぬと思ってたら4章まで生き残ったのは意外でしたが。
捜査パートで、モノタロウがお母ちゃんと呼んでいた入間の死を悲しんで協力してくれて、本当にモノクマを倒してしまう展開があるのかと思ったが、そんなことはなかったぜ。
裁判。とにかく王馬が目立っていた。夢野に反論してしかもショーダウンがなかったのは笑った。
裁判前半はマップの左右が繋がっているとか、わりと分かりやすい話ばっかりだったので少し退屈でした。Ch4はトリックがCh1~3ほど凝っていませんでしたね…北山先生が協力してたのは途中までだったらしいですしそのせいか?新世界プログラムネタをやりたかったからああいうトリックになったんでしょうけど。
裁判後半で明かされる、真実。つらい。
ゴン太が単純にプログラム世界のことを分かってないと思い込んでたら、覚えてないとは…
2章前にTwitterで検索機能で「ご」から始まる言葉を検索しようとした時に、「ゴン太 おしおき」ってサジェストが出てきて、ゴン太がクロになるのは薄々察していたんですが…そういう動機だとは。予想外。
クライマックス推理に至るまでの過程がとても悲しくてうるっときそうになった…最原が王馬の手じゃなく自分の手で犯行を認めさせようとするところ。
2-5は自覚のない犯行でしたが、今回は自分が覚えていない犯行って…エグすぎる。
感想書くために思い出すだけでも辛くなってきた…
おしおきは相変わらずグロいし辛い。一捻りくるのかと思ったらシンプルに一突きとは。キツい。
モノクマーズが全滅したのが意外だった。
王馬へのヘイトがぐんぐんチャージされていきつつ、いよいよ楽しみにしていたCh5へ。
こんなコロシアイは絶対に止めなくてはならない。
その、誰しもが抱いたであろう「想い」が、Ch6の結末に繋がっていく―――
Chapter 5 「愛も青春もない旅立ち」
個人的に2-5に勝るとも劣らない、神シナリオだったなと思います。
すげえよこのトリック。物凄い面白かった。
(非)日常編パートは、これほんとに5章か?6章やることなくね?ってぐらいの謎解明パートでしたね。
外の世界が本当に滅亡しているのは予想出来ましたが、絶望の残党が王馬で黒幕かよ!予想出来そうで出来ないわ!って驚きまくってました。
思い出しライトの話は、世界観一新なのにここまでやるのは開き直りすぎだろって思って爆笑してました。面白ければ世界観一新が嘘でもいいや!ってスタンスだったので個人的にはとても楽しめました。
まあこの話が真実だとは限らないのがV3なんですが。
アツい展開からの死体発見。誰が死んだか分からない恐怖。最初どっちも死んだのかと思ったら、裁判でそんなことはないと判明。
王馬と百田のどっちが死んだかは多分王馬なんだろうなって思ってたので、「この事件の犠牲者は誰?」の選択肢で百田を選んで間違えた場合の反応も見ておこうと思ったらそのまま通っちゃっててびっくりしました。選択肢で彼らの生死が分岐するシステムでもあるのかと思ってわざわざ裁判最初からやり直しちゃいました。…普通の選択肢だったので全く意味なかった。
前半はちょっと退屈な裁判だったんですが、後半の怒濤の展開が最高でしたね。
春川が犯人なのか…いや違う、王馬が結局犯人じゃねーか…って百田が犯人かよ!?と、踊らされ続ける裁判でした。
ラストの議論で嘘を使ってコロシアイを終わらせる意志を守ろうとするも、最原の真意に気づいた百田がエグイサルから出てくる展開が好き。
"サイコクールな舞台でくりひろげられるシリーズ史上最大のトリック”は、Ch6のあれのことじゃなくてCh5のこのトリックのことだと思ってます。何より面白かったし…
王馬の真意に気づいた時は、もう興奮しっぱなしでした。彼の好感度が急上昇。4章のアレは許してないけど
おしおきの際に、百田が最後まで抵抗し続けたのも良かったですね。最後に行きたかった宇宙を一目見て病死するってかっこよすぎる…
Ch1,2とはまた違う涙を流しました。
春川が心配でしたが、彼女はすぐに前をむこうと決意出来てたみたいで良かったです。
最後に映る江ノ島盾子の姿。
結局こいつが黒幕なのか…どうなのか…!?
全てはCh6で明かされる…!!
…シナリオが面白すぎて逆に他の章よりも感想量が少ない事案が発生。
あの興奮を言葉にするのは難しいな。
というわけで次はCh6感想と行きたいところなんですが、それは総評とまとめて書きたいので、ここからは前述した通りキャラクター別の感想などに移っていこうと思います。
キャラクター
各キャラクターへの想いを綴っていきます。全員楓&最原で通信簿埋めて紅鮭団エンディングも見ました。愛の鍵イベントはリセマラ大変なのでまだ全員見てないです…
楓視点でアンジーの通信簿埋めるのがちょっと特殊で最初バグかと思った…
順番は迷ったんですが、自分でキャラソート作ってやってみたのでその通りに。
1も2もV3も、みんな好きなので順位をつけることにちょっとした罪悪感が芽生えてきた今日此の頃…
ちなみに一言書いてる台詞は、スクショの代わりに撮ってた写真から引用してるんですが、一部のキャラは撮ってなかったんで適当です
モノクマーズ
「「「「「おはっくまー!」」」」」
本作のミスリード枠とも呼べる存在。山ちゃん凄い。
漫才は結構面白かったですね。モノダムが一番好きです。
裁判終了後の感動的なシーンで出てくると単純に萎えますけどそこもまたダンガンロンパ。
モノダムが他のメンバーを殺して「死んだ方がマシ」みたいな発言をしていたことから、彼らにも何か重大な秘密があると思ったらそんなことはなかったぜ。
彼らは、物語上存在している意味がないことにこそ意味があるのかもしれません。
マスコットに存在している意味なんていらないんだ…
オマエラにはいくらでも代わりがいるから、ってモノクマが言ってるシーンも、この作品だと意味があるように聞こえます。
たとえロボットだろうと、一度死んだモノクマーズは帰ってこない。入間を母ちゃんと呼んで協力してくれたモノタロウは帰ってこない。
Ch3の生き返りの話に通ずるものがありますね。
モノクマ
「ワックワクでドッキドキな、"コロシアイ新学期"を始めましょうかー!」
まさかの5章で一時期メンバーに加わって我らが学園長様。
入間が死んでからモノクマが下ネタ枠になったのがちょっと面白かった。
結局こいつは今回は運営が作ったAIロボってことでいいんですかね。
今まで以上にメタい発言が多いと思ったらまさかああいうことだったとはなぁ。
アニメ3ではモノクマ成分少なかったので、今回は大満足。
白銀 つむぎ
「模倣犯(コスプレイヤー)としては、胸を張っていいはずだよね?」
まっっっっっっっっっっっっっさかの黒幕。
6章時点であまりにも見せ場がないし本当に地味なまま終わるのかと思ったら黒幕。
もっっっっっっっっのすごいびっくりしましたよ。てっきり黒幕は外の世界にいると思いこんでた…
紅鮭団トゥルーエンドで引きとめようとしてたのも怖かった…
ただ、せっかくの黒幕キャラなんですが、あんまり好きになれなくてごめんな…。
V3-6でコスプレになってないコスプレで、名言連発されるのは流石にヘイトを少し溜めてしまった…1や2の彼らはあんなこと言うわけないし。七海のやればなんとかなるは俺に効く…
おしおきがあっさりしてるのは、江ノ島の模倣をしようとしていたのに、岩に押しつぶされてあっさり圧死するという皮肉なのはわかるんですけど…すっきりはしませんよね…まあ1の時から江ノ島盾子が喜んで死んでいくっていうすっきりしない終わり方だったしこれはこれでいいか。
Prologueを見る限り、彼女も全て「黒幕という設定」なのかもしれないんですよね。
最後に最原達にヒント(上の台詞)を与えて死んでいったのですが、果たしてあれはどういう意図があったのやら…
入間 美兎
「おせーぞ、生ゴミ!天才の1秒1秒を無駄遣いしてんじゃねーよ!」
ザ・下ネタ枠。
最原が、「確かにいい人ではなかったけど、死んじゃだめな人だった」みたいなことを言っていたのに、裁判で殺害計画を企ててたことが判明した後「さっきの言葉撤回しようかな」って言ってたのが面白かった。
最後の最後まで下ネタ暴言祭りで、他人を信頼できず精神的に追い詰められていたとはいえ、殺人計画を企てるという、この突き抜けっぷり。
逆に好感持てます。
そんな彼女ですが、発明家としての才能は本物でしたね。
1の不二咲はソフト分野、2の左右田はハード分野でしたが、その2つを兼ね備えたスキルを持ってるって。ずるいよ。分けてくれよ。
ハンマーやエレクトボム、エグイサルのリモコンなど、コロシアイを止めるための道具を次々に開発していた超便利キャラ入間。
彼女がいなければきっとこの結末にはたどり着いていなかったでしょう。
自分の才能にちゃんと誇りを持っていて、実績もあるのは凄い。
通信簿イベやデートイベがめちゃくちゃ可愛いので男性ファンの皆さんは是非是非やってみてください。
俺は満足しました
夜長 アンジー
「にゃはははー!神った名推理でしょー!!」
クロになりそうな設定しかないな、とか思ってたアンジー。
今考えると申し訳無さ過ぎる。
天海の死体を見た時に「蘭太郎が死んでるー。」と、死んだ人間に関しての台詞が初っ端から「こいつヤベえ…」って思わせるようなものでしたが、
彼女は、形はどうであれ、本気でコロシアイを止めようとしていましたね。
クロに関しても、厳しく追求していましたし。1章2章共に。
死ぬのは怖くないけれども、生きるのが楽しいんだからコロシアイは止めようというスタンス。
…コロシアイを止める力、トップクラスにあったのでは?
態度がどうあれど、本当に仲間想いで優しい少女だったのでしょう。
だからこそ真宮寺が認めて殺しちゃったわけなんですけど。なんなんだアイツは…
入間、赤松と並んで最原に通信簿やデートイベで明確な好意を見せている一人。
「初めて」を連発するのはなかなかにCERO:Dって感じでした
獄原 ゴン太
「ゴン太は馬鹿だから…」
紳士を目指し、生まれの都合上常識に欠けている部分があろうと、みんなのために努力し続けたゴン太。
少し常識に欠けているだけで、情報が与えられていればちゃんと自分で考えて推理を披露することも出来るし、決して馬鹿ではありませんでしたね。
とても純粋で、その純粋さのあまり、みんなのためにみんなを全滅させるということをCh4で王馬に言われて実行してしまう…
「みんなのため」という信念を最後まで貫き通したのには、非常に好感が持てます。
もしCh6で彼が裁判場にいたら、どんな行動をしていたのでしょうか…
彼の見つけた「小さな虫さん」がなければ、あの真相には辿り着けなかった。
常に自分が役に立っているか心配そうにしていたけど、キミは確かにあの場にいなければいけない存在だったんだ。
キーボ
「だから、ボクは希望を信じる!外の世界を信じるぞっ!」
やっぱり重要ポジだったキーボ。
ずっと内なる声は苗木くんだと思ってたんですが、まさか外の世界の視聴者だとはな…ミスリードにやられた。
発売前はロボットだからロボットにしかできない殺され方をするとか言ってマジですまんかった。
ロボットでありながら、立ち絵はとても感情豊かでしたね。王馬との絡みは見てて楽しかったです
涙を流す機能がなかったのが意外。オイルでアイセンサーが霞んだりはしなかった。
録音機能や印刷機能によって、しっかりと裁判に貢献してましたね。
彼が輝くのはやっぱりCh6。希望ロボットって…苗木くんに似てるのは意味があったんだな…
視聴者代表って知った時はびっくりしましたね。彼の目がそのまま視聴者の目って…入間ファン絶対増えてるだろ…
内なる声に導かれ続け、ついには「外の世界」そのものとなってしまったキーボですが、彼の存在によって最原は外の世界を変えることが出来ました。
自爆シーンかっこよかったぜ…
星 竜馬
「…昔の話だ。」
テニス選手かと思ったらテニヌプレイヤーだった星。
通信簿、シリアスばかりかと思ったら最初の方パロディしかなくて笑ってしまった。
愛する者をみんな殺され、復讐のために殺人者となった星でしたが、最後の最後まで生きる意味を探そうとしていたのが切なかったですね。
もしそんな自分の過去すら「嘘」と知ってしまったら、彼は一体どうなってしまっていたのでしょうか…
そういえば、みんなの過去が「設定」で「嘘」ということが真実だとすると、彼の動機ビデオだけは唯一本当のことになるのか。つら…
猫好きの一面もあるみたいで、可愛らしさとかっこよさを両立した今までにいないキャラでした。大塚明夫ボイス、めちゃくちゃハマってた…
育成計画で星はまだ使ってないんですが、彼の過去の話はあの世界だとどうなってるんでしょうか?楽しみ。
真宮寺 是清
「謝って謝って謝って謝って謝って」
真宮寺の印象の移り変わりコーナー
なんだこいつ…→人間観察が趣味…なんだこいつ…→あれ体験版だと意外と常識人じゃね?→なんなんだよお前…
まさかの殺人鬼枠の真宮寺。ゴフェル計画こいつのせいで失敗してただろ。
生き残りと見てたが…まさかこんなキャラだったなんて…印象激変しました。
彼の民俗学講座は普通に勉強になるし面白かったです。もっともっと聞きたいですね。
でも自分からはもう話しかけたくないけど。怖すぎる。紅鮭団で部屋に入ってくるだけで恐怖を覚えるようになってきた。最原は男だから大丈夫なんですけどね。
楓の通信簿が埋めるのめんどくさい人は、真宮寺だけでも埋めてみるといいです。
恐怖を味わえます。埋めないと神経を抜き取るヨ。
天海 蘭太郎
「俺がこのゲームを終わらせるっす」
思いっきりキーパーソンだった天海。
前回のコロシアイ生き残りってことは4章冒頭の映像で分かってたんですけど、まさかそれ自体が才能だとは思わなかった。
見た目と立ち絵の雰囲気だけで最初「狛枝みたいに狂人ポジじゃね?」とか言ってごめんなさい。
むしろ正統派なイケメンキャラでした。凄い常識人だった。
ただ、1章犠牲者の中で唯一裁判で喋るシーンがまったくなかったのはもったいなかったな、と。舞園さんは体験版がありましたし、豚神は6章の例のシーンでちょっとは出てきますし。
彼のスピンオフは出そうな気配がするので期待かな…ダンガンロンパV2出してほしいですね。続編は出せなくても前編は出せるはず。ゲームじゃなくて小説などでもいいですから、何かしらの形で彼の活躍を見てみたい。
紅鮭団EDまでプレイすると、彼の「生存者」の前の本当の才能が分かるんですが、わりと意外でしたね。
とりあえず治外法権が好きな理由がよくわかりました。妹いて旅好きで漫画好きとか某CV緑川光キャラを連想せざるを得ない
夢野 秘密子
「ウチらも、この世界での想い出を糧に、そろそろ次の世界へと進まんとな。」
超高校級のマジシャ…魔法使いの秘密子。
生き残り投票最下位だったのですが、本編では無事生存。
生き残り投票1位/2位/16位の3人が生き残りって…誰が予想出来たんだよ…
死にそう死にそう言いまくって本当に申し訳なかった。今回だいたいのキャラに謝ってるな。
「んあー」が癖になりますね。
こののじゃ口調は師匠の真似らしく、最後まで崩さなかったのが可愛い。
3章裁判での成長が印象的でした。好感度めちゃくちゃ上がりました。
4章で秘密子死ななくて本当に良かった…西園寺のトラウマがあったからなぁ…
彼女ならきっと、外の世界がどんな状況であろうと上手くやっていけるはず。
魔法で、外の世界を純粋な笑顔でいっぱいにしてほしいですね。
茶柱 転子
「転子、男死なんかに褒められても、嬉しくありませんので。」
男死嫌いを克服するイベントがあると思ったらそんなことはなかったぜ。流石だ転子。
といっても、男死嫌いは全然大したことなかったですね。
2章が始まった直後に、楓が死んだことに対して最原に声をかけてたのは本当にうるっときた。
仲間想いのいい子でした。
いい子すぎて姉さんの友達に選ばれてしまうという…
なんで夢野にあそこまでこだわりがあったのか疑問だったんですが、
アイドルのような夢を与える存在に憧れていたから(中の人ネタ?)
と通信簿でしっかり補完してくれて良かったです。
紅鮭団のエンディングまで突き進もうと最後まで男死は悪!というスタンスを貫き通した、ブレない姿勢が好き。
…ネオ合気道って結局どんなものだったんだ?
最原 終一
「みんなで、ダンガンロンパを終わらせるんだ!」
赤松の意思を受け継いだ主人公、最原終一。
大御所女性声優でアンテナあって…と、主人公らしい要素はあったんだよなぁ…
Prologueをプレイした時に一番可愛いと思ったキャラクターが実は彼。赤松に対してデレデレすぎだろ。
帽子を脱いでからは、しっかり主人公らしく凛々しい感じになりましたね。
恐ろしいほど感情移入出来た主人公でしたが、Ch6で一度プレイヤーの手を離れた時は「そうだよな…お前も生きてるんだもんな…」と感じたり。
1,2の主人公共にどこか常人とはかけ離れてる部分がありましたが、最原は楓含めた主人公陣の中でも一番人間らしいキャラクターだったと思います。
彼だからこそ、投票放棄という結末にたどり着くことが出来たのでしょう。
「最」原「終」一はてっきり「才囚」学園と関係あるのかと思ったら、ダンガンロンパを終結させるっていう意味だったんですね。
こんな名前を製作者がつけてるんですから、ダンガンロンパを終わらせること自体がチームダンガンロンパの狙いだったのかもしれません。
最も、自分は彼らの名前に関しては、本名だと考えてます。Prologueで「記憶」を植え付けられる前からしっかり名乗ってましたしね。真実かわからないオーディション動画でも「◯原◯一」と一部伏せて自己紹介してましたし、本名ではなくともとても近い名前だったんだろうな、と。
赤松 楓
「私は信じてるからさ。キミも自分を信じてあげてよ。」
狂った物語の主人公、赤松楓。
キャラデザ発表当時は「ほんとに彼女が主人公?」と疑問に思うも、情報を追っかけるにつれてどんどん愛着が湧いてきて、
発売してからは思ってた以上にぐいぐい来るタイプの主人公でみるみる好きになりました。
だからこそ、1章のあの展開が胸に突き刺さったわけで。
みんなを思いやる力が強いあまり、殺人を犯そうとして…
冤罪なのが本当に酷い…あのトリック成功率低そうだから失敗しててもおかしくはないと思っていたけれも…
彼女の「絶対にコロシアイを止めなければいけない」という想いが、最後の最後まで響いていくのが良かったです。
ダンガンロンパの裏テーマは「受け継がれる意志」だと勝手に思ってるんですが、最原と楓はそれにぴったり当てはまってました。
最終章で七海みたくWロンパがあると思ってたけども、今思うとなくて正解だったな。
1章をプレイし終わった時に最初に思ったのが、「赤松と最原には幸せになってほしい」ということでした。
その夢を叶えてくれるおまけモードありがとう。
春川 魔姫
「殺されたいの?」
まさかの恋愛絡みの話があったハルマキ。
意外すぎる。焦ってる立ち絵好き。
キャラクターデザインがまず好みで、キャラ設定も好みで、本編での活躍も好みでした。
生き残ってくれて安心した。俺の好きなキャラ全滅は流石に避けられた。
外に出たら、才能のせいでマークされそうですけど、強く生きて欲しい。
本編五章で彼女が泣いた時は思わずつられ泣きしちゃいました。
こういうクールなキャラが泣くのに弱い…
保育士っぽくないなぁとはずっと思ってましたけど、まさか暗殺者って。
こんなん予想出来るわけない。
「殺してやる」をナイフ持ってCV坂本真綾で連呼されると両儀式すぎるんだよな
彼女との愛の鍵イベントは百田を思うと罪悪感で見れない…
紅鮭団ですらちょっと罪悪感あったのに…別世界線なのはわかってるけども…助けてくれ…
百田 解斗
「やり遂げちまえば可能に変わる!」
とにかくアツい男だった百田。
「真実」と「嘘」の本質にしっかり気付いていましたし、宇宙飛行士だけあって本当に賢い存在でした。
Ch2で最初はいいやつすぎて疑っちゃったけど、最後までブレない漢っぷりを見せてくれました。
死に際までかっこいいし。本当美味しいところ持ってくよな…流石だ…
特典絵で似たようなポーズとってたのと台詞のせいか、グレンラガンのカミナを思い出したんですけど、狙ってるんでしょうか?議論スクラム開始時のモノクマの動きが思いっきりグレンラガンでしたけど
宇宙飛行士の才能だけあってかなりのハイスペックなのが通信簿で分かるんですよね。
Ch5の王馬になりすますのをしっかり遂行してるのは、きっと彼じゃなかったらできなかったでしょう。台本あるとはいえあれは難しい。
彼の才能育成計画の卒業間際のイベントの、春川や最原との絡みが最高だったので、皆さん是非見てください。
王馬 小吉
「オレって…つまらなくなかったろ?」
どこまでが嘘でどこまでが真実なのか最期まで分からなかった王馬。
そういう意味ではこの作品を象徴するキャラクターとも言えるでしょう。
彼はとても「純粋」な子だったと思います。
そのことから、プレイ当時の感想では彼を「純粋な悪意」と表現してしまいましたが、しっかり考えると別にそんなことはないですね。彼は「悪意」ではなく「善意」で行動していたフシも見られます。よく比較されてる狛枝は2-5での行動は「悪意」とモノクマに言われてましたが。
彼の動機ビデオを見る限り、ゆかいな犯罪で人を笑わせる組織の長なんだから、本当はコロシアイなんて嫌で、最初から最後までコロシアイを止めるために行動していたんじゃないか、という見方も出来ます。各章の行動を一つ一つ振り返ってもいろんな解釈が出来るキャラ。
V3-5の計画もコロシアイに勝つ=止めるための行動だったわけですし。
動機ビデオまで嘘だったら流石にもうわかりませんけど。
あと4章はどんな事情があろうと俺は許さないからな!!好きなキャラだけど実際あったら一発ぶん殴りたい!!あ、でも身体能力高いらしいから無理そう…
ココロンパを見れば分かるんですけど、最原とは本当に仲良くしたいみたいですね。
「嘘は生き様」ということで、もはや癖みたいになってるんだと思います。
まあ嘘をつかない王馬なんて王馬じゃないしな…
プレイ当時はそうでもなかったんですが、考えれば考えるほど好きになっていって、結果今作の男性キャラで一番好きになりました。
育成計画でセレスさんや狛枝と多分絡むんだろうし、楽しみだな。
東条 斬美
「生きる為に逃げるのは…悪い事でもなんでもないわ。」
"滅私奉公"の斬美さん。
上の台詞、2章の(非)日常パートでさりげなく発言してて、周回した時びっくりした。
Ch2で散々語ったので手短に。本題である総評までまだ届いてないのにもう15000字いってますし。
V3では発売前も発売後も変わらず一番好きなキャラクターです。
元々メイド服好きなのでこのドストライクキャラデザ、喜久子さんのハマってる声、本編での活躍、おまけモードでのあれこれ、と もう全てが好き。斬美さんファン増えて。そしてグッズをだな…
1,2共に特に好きなキャラ上位3人が推理のメインの三人で、女性はメインヒロインばかり好きになってたので、今回はとてもめずらしいことになってる…V3のメインヒロインっていったい誰なんだろう、楓?
そういえば台湾のゲームイベントでCVの井上喜久子さんが来ていて、斬美さんのあれこれについて語ったらしいので是非この記事をみなさん読んでみてください
モノクマが大暴れした「ニューダンガンロンパV3」ステージイベントレポート - GAME Watch
そうそう、この記事でも誤字ってるけど「東條」じゃなくて「東条」なので皆さん間違えないであげてくださいね。
喜久子さん、斬美さん気に入ってくださったみたいだし、いつかネタバレありでトークしてほしいなぁ…V3のイベントやるならいつでしょう、半年後ぐらい?
手短にと言ったので、とりあえずみんな、本編だけじゃなく、
通信簿で、こんにゃくに怯える斬美さんを見てくれ。
紅鮭団で、デート中にココロンパでも相変わらずこんにゃくのこと考えてる斬美さんを見てくれ。
育成計画で、十神やペコと化学反応を起こしていく斬美さんを見てくれ。
愛の鍵で、他のどのシーンでも貫き通してきた滅私奉公の信条が崩れ、年相応の女の子になる斬美さんを見てくれ。
先にあなたには言っておきます…生まれてきてくれてありがとう、東条斬美さん。
あ、キャラクターみんなに向けた想いは総評でぶちまけるのでよろしくお願いします。
裁判でのシステム面
本作、UIがまさに「サイコクール」って感じで好きです。
裁判中のシステムについて書いていきます。
ちなみにここまで書くのに6時間半ぐらいかかってるので大分雑になってますがご了承ください。書くの遅すぎだろ…
ノンストップ議論
演出のおかげで臨場感増してましたね。声優さんに早口で喋ってもらった甲斐もあり相変わらずテンポも良かった。
一部文字が動き続けるところがあって当てるのが大変でした。集中してもずれるし…
「偽証」の使い方が難しくてなかなかに裏ルートに行けなかったんですよね…
3章のキーボのライト裏ルートに行けた試しがない。
パニック議論
これがあるから楓は一章で退場しないだろ!って思ってたけど、そんなことはなかった。
ノンストップ議論よりもウィークポイントが少なかったので簡単だったイメージ。
ちゃんと台詞1個1個聞きたい人のために聖徳太子のスキルもあって良かったです。
反論ショーダウン・真打
今回は2の時とは打って変わって、和風なイメージでしたね。BGMがめちゃくちゃ好き。
ただ、ゲームとしては2の方が好きでしたね。斬りまくる爽快感が◯ボタン連打よりも十字キー連打の方があった感じが。
今回反論カットインが描き下ろしじゃなく立ち絵の使い回しなのがちょっと気になりましたが…みんなかっこよかったしいいか!2章3章は反論臨場感ありましたね。
4章で王馬が夢野に反論してショーダウンも何もないまま終わったのが面白かったです。
おまけの反論ショーダウン台詞まとめ(5章は自信ないです)
Ch1
星「雲外蒼天の極みだ!」
Ch2
茶柱「気を以て力を制すのです!」
東条「これは滅私奉公よ!」
Ch3
入間「テメーを開発してやる!」
真宮寺「君の推理は虚構だヨ!」
真宮寺(姉)「怖めず臆せず!」
Ch4
ゴン太「その推理は虫できないよ!」
百田「甘いぞ終一!」
王馬「そこで、オレの出番ってわけだよ!」(ショーダウンには発展せず)
Ch5
春川「その推理、殺してもいい?」
春川「あんたの推理は私が殺す…」
Ch6
モノクマーズ「「「「「それは違うクマ!」」」」」
最原「僕は希望を否定する!」
議論スクラム
今作の新システムの中だと一番好きです。
初見でもクリア出来るぐらい簡単なんですけど、演出とBGMがとにかく凄くて物凄い盛り上がりました。横顔立ち絵も見れたし満足満足。
主人公がみんなの名前を呼んで反論していくのが好き。連打してから全論破の流れも好き。
議論スクラムのBGMは途中で転調してそこからがめちゃくちゃかっこいいんですが、普通にプレイしてると簡単すぎて聞く機会がないので、是非是非メダルで解禁して聞いてみてください。2分40秒あたりからほんと好き。
結構有名かもしれませんが、全論破の時の台詞はカジノでキャラ別の手帳着せ替えを手に入れてオプションの「ボイス音量」の部分をいじると個別で聞くことが出来ます。ご活用ください。
斬美さんで「これが私達の答えよ!」しまくってます。
閃きアナグラム Ver3.0
今までの閃きアナグラムの中だと一番楽しかった記憶。2が理不尽にダメージ喰らったり酷かったのもあるけども。ちゃんとゲームしてて良かったです。
6章の閃きアナグラムで「53」が出た時は思わず爆笑してしまいました。
発掘イマジネーション
何も考えずに適当にやってたからちょっと苦戦しまいました。
3色ならまだいいんですけど、4色になるとなかなか難しいですね…
10秒ペナルティをなくす救済スキルがあったので、苦手な人でも安心。あれコスト4なのに強すぎるような…
ブレインドライブ
ぶっちゃけるとあんまりおもしろくなかったですね…長い。ダルい。ロジカルダイブの方が好きだった。
アイテムボックスを集めていく過程で結構時間がかかる…ボックス一個で2文字埋まるスキルがあったのをクリア後に知ったんですけど、デフォであの仕様で良かったような…
理論武装
音ゲーしろよ!
音ゲー齧ってる身ですけどかなり難しかった印象…こりゃアプデで緩和されるわ。
リズムに乗るとズレたりするので結局目押ししか出来ないのがなぁ…
あと突然Holdが出て来ると困惑する。
各キャラのソシャゲみたいなイラストが見れたのは良かったですけど。シリアスな流れからのあの絵はちょっと面白い。
なんで最後服脱げるサービスがあるんだよ。
クライマックス推理
全然事前情報ないからないのかと思ったら、1章の犯人がアレだからなかったのか…なるほどね。
今作のクライマックス推理のBGMは1,2よりも「真実を暴かなくてはいけない」感じが強調されていたので、とにかくつらかったです。3章以外は。
女子だけでなく男子もみんな可愛く描かれてて満足。4章の数少ない癒やしポイントがクライマックス推理のアバター絵という…
なんで俺が一番美少女顔なんすかね?6章で上から砲丸落ちてきてポカーンとしてる天海すき。
絵をじっくり見直したいので早く設定資料集発売してください。春ってことは4月ぐらいかな。
おまけモード
ある意味本編。楽しい。
カジノ
本編そっちのけで引きこもってた人もいそう。わりと楽しいです
スロットで小銭を増やしてから鮭のつかみ取りのイジワルで9999かけて9万儲けるゲーム。
掴み取りだけS取るの簡単なんですよね…モノダムさえ取れればかなり安定する。取れなくてもS取れることありますし。
愛の鍵が全然埋まってない(斬美さん以外見てリセットしてしまった)ので15個手に入れてリセマラしなきゃ…ラブホリセマラなんてワードが飛び出してくるのV3ぐらいだろ。
手帳着せ替えが色々手に入りますが、ダンガンロンパ1風の着せ替えに必要なメダルが「11037」枚だったと小ネタが挟まってたのも良かったですね。
そういえばモノリスとレースゲームのやつ1回しかやってない…
トロフィーのために頑張ってS取らねば。
宇宙一周ラブバラエティ だんがん紅鮭団
全員の好感度MAXにしてトゥルーエンド見ました。各キャラにセクハラしまくってたせいで結構時間かかった。
特に好きなキャラ達はMAXになってもデート誘って全パターン見ようとしてました。意外な反応もあって面白いんだよなぁ。
楓が本当にヒロインしてて可愛かった。
「赤松楓が紅鮭団で使用出来ないこと」が本作最大の不満です。1章の時にはちゃんと通信簿5つ用意して紅鮭団でも使えると思ったのに…何らかの形で救済がほしいところ…
超高校級の才能育成計画
みんなが幸せな世界でのお話。
まだ3キャラ(斬美さん、百田、SR引けた豚神)しか遊んでないんですけど、各キャラにイベントが選択肢入れると14個ほど用意されてて遊びごたえがあります。全キャラ全パターン見たい…750個ぐらいあるのかな?恐ろしいテキスト量。
V3キャラと1,2キャラの絡みが見れるのはもちろん、絶望編放送時に望んでた1と2キャラの絡みも見れるのが最高でした。ここが理想郷か。
キャラがたくさん使えるのも良かったですね。本物とむくろの江ノ島が両方いたり、カムクラがいたり、モノミとウサミがいたり。
特定の条件で解禁される「未来」コースがあるのも良かったです。未来機関メンバーにはまた会いたいなと思ってたので。
生きてる本物月光ヶ原さんを見れるのはここだけ!
とにかく楽しいモードなのでまだやってない人は早くプレイしましょう。ナンバリングの壁を越えて起こる化学反応には無限の可能性があります。
このモードのイベントも回想モードつけてほしいぐらいだ…見ようと思えばすぐ見れるのであんまり問題ないんですけどね。
欲を言えば絶対絶望少女のキャラも立ち絵あるんだしちょっと欲しかったんですが…こまるとか学園関係ないし仕方ないかな。
絶望のダンジョン モノクマの試練
まだ全然プレイしてないのであまり書けないんですけど、普通に正統派なRPGでした。
4人パーティなのでどんなパーティを組むか妄想するのが楽しい。周りを変態男死まみれにして転子をストレスマッハにするパーティとか、才能が似てるキャラを集めたパーティとか、主人公4人で組むパーティとか。
階が進めば進むほどレアカードを引きやすくなるのもありがたいです。とりあえず好きなキャラは全員UR集めて攻略したい…
というわけで前座が終わり、いよいよ本題です!長い!
Ch6を通した考察、『ニューダンガンロンパV3』総評
ダンガンロンパ3が希望ヶ峰学園シリーズに決着をつける作品でしたが、ニューダンガンロンパV3は「コロシアイ」…「ダンガンロンパ」を終わらせる作品だった。
捜査パートは、とてもワクワクした。いよいよ終わりが近付くことを感じさせられた。
学級裁判で黒幕が判明して、物凄い興奮した。予想外のことばかりだからだ。この黒幕を「希望」で打ち砕くカタルシスをまた味わえるのか、と思った。
だが、この作品はそんな単純な答えだけでは終わらなかった。
それだとコロシアイは終わらない。
あの世界では、外の世界の人々の娯楽としてコロシアイが行われているからだ。
だからこそ、最原達はみんなから受け継いだ想いを無駄にしないために、あの結末を選ぶことにした。
何が真実で何が嘘なのか分からないというEND。
これに関しては、個々が好き勝手に解釈していいという意味でとても良いものだと想いました。悪く言えば丸投げなんですけれども。
「自分の信じたいものを信じる」という、百田の言っていたことこそが、「真実」なんだなと思っています。
多分どんな解釈しても矛盾が出て来る作品だと思うので。矛盾を全部嘘とすれば一応成立しますが。わざとやってるんだろうなぁ…
ネタバレのせいで何もかもが真実のように至る所で語られているのが酷い…エアプは良くないぞ。
自分なりの解釈/考察
とりあえず以下に自分なりの解釈/考察を書いておきます。
ヒントになりそうな「真実」は、
・Prologue全般 小高氏がTwitterでやり直せってヒント出してくれるレベルなので、Prologueに関しては嘘ではなく真実と見ていいと思います。
・「コロシアイ」は「チームダンガンロンパ」によって繰り返されていた。外の世界で「コロシアイ」を見ている人が存在する。
・「天海蘭太郎」は前回の「コロシアイ」の生き残りである。(Prologueを見た感じ明らか)
これらを踏まえて以下のことについて考えてみます。他のことに関してはまた別の機会に…
・オーディションは真実だったのか?
・希望ヶ峰学園はあの世界において存在していたのか?
・ダンガンロンパという作品が本当に存在しているのか?
まず、
Epilogueで最原が「僕らが進んでコロシアイに参加するなんて思えない」ということを言っていたこと、Prologueで「拉致された」ことに関してまったく思い当たるふしがなさそうだということ、体育館に集まった時に天海蘭太郎は16人の高校生というシチュエーションに反応していたのに他の15人は無反応だったこと、「才能」というワードや、他の15人は前回の生き残りの天海に無反応だったこと、モノクマーズが現れた時に「モノクマ」というワードに対しCh6白銀の口から語られたこととは真逆の「困惑」の反応をしていたこと。
これらのことを踏まえてみると、
オーディションは「嘘」なんじゃないかな、と思います。
希望ヶ峰学園はフィクション上の存在。
あの世界では確かに「ダンガンロンパ」という作品が存在しているのですが、モノクマというマスコットが独り歩きしている状態。
白銀は黒幕という設定を与えられた、本当は普通の高校生。
ダンガンロンパについて「モノクマ」は知っているけど「16人の才能を持った高校生達がコロシアイをする作品」ということは知らない人を見たことはありませんか?自分の周りにはいました。
拉致されてコロシアイをさせられるハメになった彼らもそれに近い状態ではなかったのではないでしょうか。あれだけコロシアイをオーディションでしたがってた百田が16人の高校生というワードにまったく見覚えなさそうだったのは違和感が凄い。
「世界中で大人気の熱狂的作品」と言われてましたが、これはそれが嘘だと仮定しての話です。
どう転ぼうと、あそこまで倫理観が狂っている世界になるとは思えないんですよね。実在の人物を殺し合わせるなんて誰がどう見ても狂ってます。どれだけ人気のある作品だろうと規制されることは必至です。
ですから、「チームダンガンロンパ」により、「ダンガンロンパ」シリーズは確かに続いていたのですが、鳴りを潜めた今は、いわばアングラサイトのような場所で実際の人物を殺し合わせるという映像を流している、って状況なのかなと思います。
希望ヶ峰学園シリーズを作った存在があそこまで狂ってるとも思えないんだよなぁ…もしかしたら二次創作なんじゃないのかな…チームダンガンロンパは希望ヶ峰学園シリーズの製作者ではなかったり…
「V3世界はそういう世界だから」って言われたら色々お終いですが…
では一方で、オーディションが「真実」であるという見方をしてみます。つまり白銀の語った言葉がほぼ真実という状態。
自分なりの解釈ではないし、信じたいことを信じろとは言ったけども、こっちも全然ありえますし。こっちの方が物語的には綺麗ですし。
確かに、拉致されたことが「オーディションの合格通知」を示しているのなら、ダンガンロンパファンの彼らが「天海蘭太郎」に反応していなかったのが不自然です。
6章において「3年待った」ってコメントがあるので、天海蘭太郎は3年前のコロシアイの生存者だと推測出来ます。ですから、ダンガンロンパファンの彼らが3年前に生まれたキャラクターについて知らないわけがありません。
…ただ、これも彼らが拉致されてから3年以上コールドスリープさせられていたなんてオチがあったとしたら?
ダンガンロンパのお決まりとして、「彼らは本当は高校生と呼べる年齢ではない」ってどんでん返しがあると思います。1メンバーは希望ヶ峰学園の3年生、学園は編入生なので彼らの年齢は18~19。例えば桑田は絶対絶望少女によって数少ない入学時の年齢が判明しているキャラクターなのですが、その数字は「17」でした。つまり、コロシアイ開始時に彼らは19歳だったと考えられます。
2メンバーは説明不要でしょう。彼らは本当は希望ヶ峰学園を卒業しているはずの年齢です。キャラクターによっては20歳は超えているでしょう。
…ならば、「1,2のコロシアイの再現」に拘っていた黒幕達なら、それくらいのことはやってのけるはず。
2キャラ達は本当はミリオン級の殺人鬼である超高校級の絶望だったというのもありましたし、V3メンバーも望んでコロシアイに参加した、という「過去の自分が悪人」なので「再現」をしていてもおかしくありません。
・2章で斬美さんが開放されたエリアに対し「長年人が立ち入っていない空気」という発言をしていたこと。
・才囚学園はコロシアイのために用意された施設なのに草が覆い茂っていたこと。
これらのことから、彼らは「ニューダンガンロンパV3」のために作られた才囚学園に長年コールドスリープ状態で眠らされていたのではないかと考えることが出来ます。
だからダンガンロンパファンであるのにもかかわらず天海蘭太郎のことは知らなかった、と。
Prologueの描写で確かに引っかかるところはありますが…とりあえずこのように強引に理由付けではどうとでもなると思います。本当にずるい作品だ…
どちらの解釈にしても、キーボが色々と不思議な存在なんですよね。
最初は顔の線はなかったみたいなので、人間のように見えます。
人体改造されてロボットにでもなったんでしょうか。
それとも、元からロボットだったんでしょうか。あの世界は技術が発展しているみたいだから元からロボットでもおかしくはない。
彼に関してはヒントが少なすぎる…設定資料集とかでわかったりするのかな。
で、ここからが本題っす。
こっから先、
自己満足のためにほんとに好き勝手書くので、
不快に感じる方もいるかもしれません。
「そういうことじゃないだろ!」って感じたり、ちょっとでも嫌だったら今すぐブラウザを閉じてください。
自己責任で。
いいですね?
『ニューダンガンロンパV3』総評
この『ニューダンガンロンパV3』がどういう作品だったのか、考えていこうと思います。
とりあえず、初めにこれだけは言いたい。
過去作の否定ではありません。
誤解してる人が多いので断言します。むしろ肯定してます。
そもそも「新章開幕」なんですから、これ。世界観一新を真実だと捉えるならば。
プレイした当初はそこらへんがよくわかってなくて、「神ゲーだが過去作のキャラを出すのは良くなかった」とかTwitterで喚き散らしてたんですが、1日2日考えてようやく飲み込むことが出来ました。ダンガンロンパ3の頃からわかりにくく表現するようになったよなこの作品…
6章で歴代キャラクターが精神攻撃を仕掛けてきたシーンは、あれは「白銀つむぎがキャラの形を借りて喋ってる」だけです。あんなん出来の悪いコスプレです。
今まで自分達が愛してきたキャラクターが本当にあんなことを言うわけないはずです。
過去作が劇中作なのは嫌?あれは「V3世界が『希望ヶ峰学園シリーズ』が存在している世界」ってだけと解釈すればいいんです。
今まで愛してきた「『希望ヶ峰学園シリーズ』は現実世界のフィクション作品」であるという当然の事実は揺るぎようはありません。
ダンガンロンパに複数の世界が存在している根拠は舞園スクールモードEND。ライターが小高氏じゃないとか今は置いておいてください
確かにニューダンガンロンパV3という作品は「ダンガンロンパ」を否定しました。
でも、「ダンガンロンパ」という「コロシアイ娯楽媒体」を否定しただけであって、ファンが愛してやまなかった、「ダンガンロンパ」という作品自体を否定したわけではないんじゃないか、と考えます。
むしろフィクションのキャラクター達を全面的に肯定しているのです。これは今までダンガンロンパがキャラゲーだったからこそです。ダンガンロンパだったからこそこの終わり方が出来たのです。
この作品で本当に言いたかったことは、Ch6や小高氏のファミ通コラム最終回やTwitter、台湾イベントでの発言を通して考えてみると、おそらく、
「ダンガンロンパ、つまりフィクションの物語は終わらない。キャラクター達はずっと生き続けていく。フィクションの力は無限大だ。」
ってことなんだと思います。自分がここに書くと急に薄っぺらくなりますがそれは置いといて。
あのオーディションで”最原終一”は語りました。「超高校級の探偵になって凄い殺人をしてみたい」と。
最初にあの言葉を聞いた時、物凄い鳥肌が立ったんですよ。
ここで自分がこのブログに予想で書いた文章を見てみましょう。
クロ:最原 今作には"サイコクールな舞台でくりひろげられるシリーズ史上最大のトリック"があるらしいので、それを実行するのが彼というわけです。せっかくロン霧の北山先生も協力しているのだし、最高級の物理トリックを2-5のようなダンガンロンパらしい要素も混ぜて作ってほしい。
恐ろしいほどまでに一致しています。
「過去のノンフィクションである最原終一」が「未来のフィクションである最原終一」を嘲笑う関係。
自分は「フィクションのキャラクター」だからこういう扱いをしていいのだ、と今まで考えていました。
しかし、それは彼らに対しての冒涜でした。
Ch6で、プレイヤーの手が最原終一からキーボに移った時、最原は「希望」に対し反論してきました。
彼は「フィクションのキャラクターとして生きている」ことを明確に示してきました。
「コロシアイを止める究極の方法」を示してきました。
そこでようやく気づきました。
彼らは生きているんです。
彼らフィクション上であろうと生きているのです。
「フィクション」の存在である彼らであろうと、「外の世界」というあの世界での「ノンフィクション」を変えることが出来たのです。
ダンガンロンパ3を視聴し考察してきた時。
自分は「イメージとちげぇ!七海はこんなこと言わねえし!」なんて彼女について深く考えずに言い散らかしてましたが、そのことに対し今ちょっと後悔してます。
自分のイメージと違おうが、彼女は確かに生きているキャラクターとして存在していた。
だからこそ彼女にちゃんとした解釈を見つけるべきだった。
2キャラ達が幸せになっている結末についても、自分の解釈と違うからって安易に批判すべきではなかった。彼らは生きているからこそ自分達なりの解釈を見つけていくべきだった。
こう、今は思います。2.5もこう思えた一因です。ありがとう。
今まで「ダンガンロンパ」をプレイしてきて、キャラクター達の「想い」が、自分に何かしらの影響を与えたことはありませんか?
自分は、ありました。ダンガンロンパやスーパーダンガンロンパ2をプレイし終わった時に、「苗木誠」や「日向創」、その他みんなの力によって、度合いはどうであれ「前向き」になることが出来ました。
自分じゃなくてもいいです。「ダンガンロンパ」によって、何かしらの影響が自分に及んだはずです。
それが、彼らが生きている証拠です。
小高氏はコラムで言っていました。「キャラクターの死=キャラクターの終わりではない」と。
コロシアイで死んだみんなのことを、今も苗木誠が引きずりつづけているように。
”七海千秋”が、日向創の精神世界に現れたように。
赤松楓の遺志が、最原終一の中で生きていったように。
「キャラクター」の想いが、「プレイヤー」の中で生きているんです。
例えV3のキャラクター達の過去や才能が「設定」だったとしても、
天海蘭太郎のゲームを終わらせようとした想い。
赤松楓の仲間みんなを守ろうとした想い。
星竜馬の大切な人を求めた想い。
東条斬美のなんとしても生きようとした想い。
夜長アンジーの殺人を否定する想い。
茶柱転子の夢野への想い。
真宮寺是清の姉を大切にする想い。
入間美兎の不信になりながらも仲間に協力した想い。
獄原ゴン太の仲間の役に立とうとした想い。
王馬小吉のゲームを破綻させようとした想い。
百田解斗の仲間への信念を貫く想い。
白銀つむぎの最後まで黒幕を演じようとした想い。
キーボの外の世界のために行動し続けた想い。
夢野秘密子の転子やアンジー達に対する想い。
春川魔姫の百田への想い。
最原終一のコロシアイを本当の意味で止めようとした想い。
彼らの「想い」が「本物」だったという真実は揺るぎません。
その「想い」がたとえ、「設定」されていたものであったとしても、そこに存在している時点で本物です。
彼らの「いままでの記憶」が「嘘」だからって関係ありません。
ゲームを進めていって、プレイヤーが彼らの死に悲しんだり、言葉に感銘を受けたり…
何かしらの影響を受けた時点で彼らは生きているんです。
過去作で言えば、人に「作られた」存在であるアルターエゴも、七海千秋も、カムクライズルも、確かに生きていましたよね。
そこに存在していた時点で、彼らは確かに生きていたんです。Ch5なんて絶対運営が嘘つきキャラに設定してみた王馬がゲームを破綻させるようなイレギュラーなことして内心焦ってただろ
「嘘」と「真実」の境界線が曖昧なように、そもそも現実世界で生きている自分達だって、あやふやな存在なのかもしれませんしね。「世界五分前仮説」なんてものもあるし。
誰がなんと言おうと俺は彼らの存在を肯定し愛し続けます。
じゃあ、V3を通して、これからどうすればいいのか。
コラムで「キャラクターを愛してくれるユーザーさんたちの想像によって、そのキャラクター達は存在し続けると思います」と小高氏が発言していました。
キャラクター達を愛して、彼らから受け取ったものを生かしていけばいいんです。
そう。今まで通りでいいんです。
このゲームをプレイして、想いを胸に過ごしていけばいいんです。
このゲームについて語り合ったり!こんな風に文章書いたり!
二次創作もいいですね。自分はこのゲームプレイして二次創作やろう!みんなを幸せにしてやろう!って気持ちがより一層強まりました。
キャラクター達が生きているってことに気づかせてから、「V3キャラ達の生い立ち才能全てが設定ではなく本当に存在しているもので、カムクライズルなど愛されているキャラクターも全員存在している才能育成計画モード」なんていう最高の世界がおまけモードで用意されてます。キャラクターに対しいつも鬼畜だったダンガンロンパ公式にしては優しすぎる所業ですよこれ。この世界ならV3キャラの二次創作のやりにくさも解消されるし。
まとまりのなさすぎる文章なのでそろそろ〆に。
「コロシアイ」の悲惨さを示すようなエピソードが続き、それを終わらせる究極の手段を示した作品。
メタすぎる作品なので好みは分かれますし、メッセージ性強すぎるし、賛否両論になるのは当然だと思います。今までのダンガンロンパは最後は王道だったのに今回でいきなり哲学ゲーと化したし。
この作品を否定すること自体が、最原終一のコロシアイを否定する思いを汲み取ったと解釈することも出来るので、否定意見すら賛成意見に変わるのがこの作品のずるいところですが。色々卑怯な作品でした。
冒頭の林原めぐみさんの言葉が、この作品の全てだと思います。
報われるのは誰なのでしょうか。
本当に、ダンガンロンパに出会えて心から良かったと思います。
今しか出来ない体験が出来ました。こんな体験、これからの人生じゃもうこの作品以外で二度と出来ないでしょう。
集大成であり、最高傑作でした。
ダンガンロンパシリーズはV3で終わるんでしょうか。ダンガンロンパの最後は明言しないと発言がコラムであったので少し気になります。スパチュンが儲かる限り終わらないとか今は置いといて
最原終一達は確かに想いによって「ダンガンロンパ」を終わらせました。
でも、V3世界のダンガンロンパが終わっただけで、現実世界でのダンガンロンパの続編はまた出るかもしれません。
V3世界の話でも、ダンガンロンパ4~V2はV3に行き着くまでの過程なので出せますね。特にV2は何らかの形で語られそう。
ダンガンロンパの終着点が「ニューダンガンロンパV3」というわけで、いくらでもまだまだ展開は出来るなと思います。
ガンダムにおける∀ガンダムみたいなもん(わかりにくいし全然違う)
別にコロシアイ関係ない作品なら好き勝手出せますし、格ゲーなんか出てもおかしくないな。絶対絶望少女2も続編決まったわけじゃありませんが出るかもしれない。個人的にはギャルゲーをやりたい
にしし…でもコロシアイなんて悲しいだけだしやめてほしいんだよなー
嘘だよ。本音を言えばダンガンロンパは何かしらの形で続いてほしいんですけどね!!
だってダンガンロンパが好きだから!!好きな想いを否定することはできない!公式が描いていくキャラクター達をもっと見たい!特にV3キャラ達にもっと会いたい!キャラクター達が生きていてコロシアイは残酷なものだと思いつつも「シナリオ面白かった」って書いていてたりと、矛盾にまみれた記事になってるのはそういうことだし!
V3世界で普通にコロシアイする続編が出ても何もおかしくはない。
最近の公式優しすぎるからここでいきなり最原の気持ちを踏みにじってきてもおかしくないしな!
とりあえず、新しいキャラクター達に会いたい!例え彼らが死を迎えようと、出会う喜びの方がずっと大きい!(V3を肯定しつつ否定するサイコパスじみたスタイル)
一先ず、今回は一区切りになりそうですし、感謝を述べて終わります。
スタッフの皆さんありがとうございました。V3の開発が大変だったことがバグの多さから伝わってきます。パッチ配信待ってます…
1アニメから入った身ですが、3年半追いかけてきて心から良かったと思います。
一部の方に名指しでたまに批判言ってて申し訳ないですが(このブログ小高ァ!って何回言った?)、心の底では感謝してます。
これからの展開も(あるなら)楽しみにしています。
北山先生!ダンガンロンパ霧切5楽しみにしてます!
ダンガンロンパについて語り合ってくれた周りの方々にも改めて感謝。
皆さんイラストや小説の二次創作期待してます。よろしくお願いします。
最後に、
希望ヶ峰学園シリーズのみんなも、才囚学園のみんなも。
みんな、生まれてきてありがとう。
長い付き合いになるけど、これからも、よろしくね。