いままでの記憶

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ダンガンロンパ3絶望編10話 感想と簡単な考察

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ダンガンロンパ3絶望編10話。

視聴者に与えられた”希望”と、

絶望編最大級の”絶望”とは…!?

 

左右田もびっくり。

 

※ネタバレ注意※

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絶望編なので冒頭から感想。

 

 

アバン。歩いて行く七海と雪染。

雪染は七海をみんなの元へ導こうとするが、その様子はどこかおかしく…

 

 

OP。また色暗くなったような…

 

 

Aパート

なぎ倒されている予備学科生。そして、そこに仰向けで倒れている人物は…

 

お馴染み逆蔵十三。まさかの戦闘シーンカット!!扱い酷い!!

「うわっ…逆蔵くん弱すぎ…!?」

盾子ちゃんそのネタは飽きないんだな。

 

「逆蔵十三は、決して好きになってはいけない相手を愛してしまったのです…彼の想い人は、長年連れ添った仲間の一人…」

「なんの話だ!?」

「だがその人は、別の親友と恋仲で、そんな人を愛してしまった俺は、どうして罪深いんだ…こんなつらい思いをするなら、恋なんてするんじゃなかった…分かる分かる、叶わないと分かってる恋ってつらいよねー。そんな簡単に諦めないのが、 恋 だもんねー。」

 

ついに雪染の描写回収かー!

 

「言いたいことがあるならはっきり言え、クソ女!」

「ドゥルルルルルル… あんたの禁断の恋の相手は… 雪染ちさー!」

 

なるほどなるほど…やっぱりな…彼女を絶望させたことを利用して…

 

「じゃなくて、」

 

え?

 

宗方京助くんでしたー!」

 

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!?

 

もはや絶望編は予想の範疇に収まると思っていたけれども…

こんなん予想出来るか!?今までの雪染好きそうな描写解釈変えれば確かに宗方になってたけど…

相関図を見て「やっぱ雪染好きなんだなー」って思ってたのに…

今までのダンガンロンパ3でも最大級の驚きだった…

これが3トップクラスのどんでん返しですね!(言い過ぎ)

 

 

その後の会話、最初は逆蔵が宗方盗撮したのかと一瞬思ってしまったけど普通に江ノ島が逆蔵を盗撮したんだった。焦った。

 

 

 

逆蔵は宗方が好きなことをバラされたくなければ、彼を裏切れと脅される。

結果、逆蔵は宗方に江ノ島盾子は白だと報告することに。

 

 

 

…いやあ、逆蔵いいキャラだなあ…3の新キャラでもトップクラスに好きだわ…

今回の話で数少ない"希望"の要素でしたよ、彼。シチュエーションは確かに絶望的だけれども。切ないながらも確かに癒やしとして存在していた…

 

 

 

確かに彼は責められても仕方ない存在。

 

日向を才能のない人間だと罵り暴力を振るい、結果カムクライズル化の最後のトリガーとなってしまった。

だがそれも宗方への愛のため。逆蔵は立ち入り禁止の予備学科の生徒を入れたら警備部の仕事を全う出来ないことになる。宗方の頼みで入った警備部で失態を演じてはならない。

逆蔵が日向が重要人物だと知らないが故に起きた悲劇…暴力振るわなければ良かった話だし言い方が悪すぎるけども

 

宗方に江ノ島が黒だと報告しさえすれば、もしかしたら人類史上最大最悪の絶望的事件だって防げたかもしれません。2の面々は絶望しても、1の彼らがコロシアイをせずに済んだかもしれません。世界はもっとよくなっていたかもしれない。

でも、彼には出来なかった。自分が宗方に禁断の恋をしていることをバラされたくなかった。

乙女だ…

 

 

この衝撃の事実により今までの逆蔵関連の描写が色々変わってくるのがまた面白いんですよね。

例えば未来編1話のシーンとか。

 

こんな感じに解釈が変わるのでは…!?

というわけでこれまでの彼の行動を簡単に振り返ってみましょう。

 

未来編2話。万代をNG行動で殺してしまう。だが中立派である彼が消えることは宗方のためになる。そんなショック受けてない。宗方の苗木を殺せという指示。苗木を殺せば彼に気に入って貰える…でもNG行動でパンチ出来ないのでナイフで立ち向かう。宗方がNG行動により扉を開けられず困ってる時にも、そのNG行動を察し扉に刺さっている刀を抜いてあげる優しさ。宗方だけは守りきってみせると約束する。雪染の死にそこまでショックを受けていないのは、宗方の恋人である彼女が好きなわけではなかった伏線だったのか…

未来編3話。苗木を殺せという宗方の命令。宗方の言うことなんだから苗木が絶望の残党に違いない。仲間である霧切も同じく絶望の残党だ。椅子アタック!!そして外れる。

未来編4話。急進派である宗方にとって最大の敵である穏健派の天願会長登場。バトる。でもパンチ出来なくて負ける。拘束されても普通に抜け出してたけど今考えるとすごいな。

未来編5話。宗方は苗木を襲撃者と思っていないが、逆蔵はその事実を知らない。苗木の仲間である朝日奈を目撃。戦う。でも苦戦。忌村と月光ヶ原の介入で負ける。行動が全部空回りしてて書いてて悲しくなってきた。

未来編6話。まさかの出番なし。

未来編7話。絶対絶望少女メインなので出番なし。

未来編8話。黄桜と霧切と流流歌と御手洗と対面。攻撃するも黄桜の罠利用により反撃される。流流歌によりお菓子を食べさせられ彼女に利用されそうになるも、宗方への愛の力が流流歌の洗脳を上回る。今考えると彼は宗方を好きじゃなかったら霧切御手洗は操られ殺されていたのかもしれない…その後、脱出出来ることを知り、宗方のために助けを呼ぼうとする。

 

そして未来編9話。脱出出来なかった彼はついに宗方と対面。宗方が天願会長を殺したことを知る。宗方がかつての味方すらも殺したことにちょっと引くも、彼を信頼し続ける。「実は俺は」のあとに続く言葉は、「お前のことが好きなんだ、でもおかげで江ノ島が黒だと伝えられなかった」みたいな感じだろうか。ともかく告白しようとするも絶望に協力しており残党だと見なしている宗方により一突きで殺害されてしまう。切ねえ…最後まで言わせてやってくれ宗方… 

 

絶望編3話と絶望編10話は先述の通り。

絶望編5話。雪染と会話。カムクラプロジェクトを探ることは宗方の意思。雪染の捜査に全面協力。

絶望編6話。会話を身内が送ってくれました。

逆蔵「ほらよ、評議員のIDカードだ。」
雪染「ありがとう。」
逆蔵「いいか。そのカードは明日朝6時を過ぎると無効化される。そこでゲームオーバーだ。」
雪染「大丈夫。わきまえてるから。」
逆蔵「実は、評議員が1人、行方をくらませやがってなぁ。そのせいで、警備もかなり厳重だ。それでもいくのか?」
雪染「今日を逃したら二度と使えない。だったら行くしかないわ。命をかけても。」
逆蔵「俺の命もかかってんだよ。」
雪染「あ、そうだね。ごめんね逆蔵くん。だけど、宗方くんの役に立ちたいの。彼の理想のため、ううん、本当はそれもどうでもいい。とにかく、宗方くんの役に立てれば、私はいいの。」
逆蔵「そこまであいつが好きなのか。」
雪染「うん。宗方くんのためなら死んでもいいかなー。私。」
逆蔵「っ・・・。」拳ギュー
逆蔵「俺の命もお前に託す。成功させろよ。」
雪染「逆蔵くん。ありがとう。」

逆蔵「くそっ!俺の付け入る隙はねえ。そんなのは、わかってたじゃねえか。」

今見ると真逆の解釈になってしまう…誰が予想したんだ…

絶望編7話。雪染と調査結果について会話するシーン。雪染の「もしかして…嫉妬?」に対する「…まぁな」ってところが…

絶望編8話。警備部としての任務を全うするために予備学科生相手に無双。宗方が帰って雪染と連絡とれと命令してくれる。だけれどもつながらない…役に立てなかった。これが失望させた要因の1つか…

絶望編9話。江ノ島が黒だと目星をつけた宗方。彼の命令通り江ノ島の元へ向かう。そして…

 

 

こんな感じでしょうか。切なくもいいキャラだ…彼が報われるダンガンロンパ逆蔵まだですか?

これは人気出るわ…公式すごいな…まさかここまで魅力的なキャラになるとは…誰が予想したのか。

 

 

 

 

いい加減感想に戻ります。逆蔵について語りすぎだろ。なんやねんこの記事。

書いていてつらくないところが今回ここぐらいしかなかったのが原因ですね。この後が…

 

 

 

先生を助けに行く77期達。

七海がいなくなったことは罪木が「彼女は足をくじいて前の部屋で休んでます」と説明。

それをあっさり信じてしまう77期達。いや、77期ってゲームの頃から思ってたけど本当仲いいですよね…

2も2章で絆深まって3や4みたいにむりやりコロシアイさせなきゃ殺人起きなかっただろうし。

田中と弐大も合流し、彼らは向かう…

 

一方七海と雪染。

雪染に引き返せば?という提案に委員長だからみんなと一緒に行くよ、と主張する七海。

見覚えのあるエレベーターに到着。

今までの思い出を雪染は七海に語り…そしてそのエレベーターの中に突き落とす。

「だから…あなたは選ばれたのよ♡」

 

エレベーターの先には、江ノ島盾子のモニターが。

七海を利用して絶望ビデオを完成させると言うが…?

 

77期達が辿り着いた場所。そこは、未来で学級裁判が行われる場所だった。

たくさんあるモニターに映るのは、江ノ島と…

 

「みんな、揃ったぁー?じゃあ、始めるよー!」

 

困惑する77期達。

 

「うぷぷぷ…素晴らしき絶望の開幕を告げる、おしおきターイム!」

 

 

 

では、今回の記事はここまでです。ありがとうございました。

短めで申し訳ないです。また次週お会いしましょう!

 

 

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絶望編、最大級の”絶望

 

 

 

 

 

 

Bパート

 

 

 

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諸事情によりほぼカットとさせていただきます。

七海が苦しんでみんなが絶望していく光景を事細かに書くなんて無理だ…何度も見たくないし…最初はエコロシア流れてテンション上がったけどそっから胃がキリキリしたわ…自分がありとあらゆるキャラクターの中でトップクラスに好きなキャラが続編でグロい死に方していくのなんて誰が見たいねん…

はなざーさんの針踏んだ時の演技が怖いよ…鳥肌立つわ…

そういえば77期達目ぐるぐるだったけども、あれ狛枝は平常運行だよなぁ…2の1章でも目ぐるぐるだったし…

 

 

 

 

 

 

Bパート全部カットするつもりでしたが一応…

 

 

 

 

ラスト。カムクライズルが七海の死体に立つ。

…と、七海はまだ息がありました。凄いな…超高校級の軍人さん全身貫かれただけで即死だったぞ…

みんなを救おうとする最期の力でギリギリ息があったんでしょうね。

 


カムクラは日向の記憶は完全に消去されたと言っていましたけど、

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2-6江ノ島

「だから、日向クンじゃなくって、『才能のみに特化した別人』なんだって!才能の獲得にジャマな感覚や感情や思考や思想や趣味はすべて取り除かれ…それまでの過去の記憶の一切も、記憶の奥底に眠らされてしまっている…」

「新世界プログラムが脳の奥底から記憶をほじくり返して感情や思考を以前のデータから再構築したっぽいけど…そんな離れ業をやってのける新世界プログラムには、畏敬の念を抱かずにはいられません」

 

脳の奥底には残っていたんですよね。だからこそ2で日向のアバターが生まれたわけで。

 

 

 

七海は、カムクラに話しかける。

「なんだって…出来るよ。日向くんなら。ほら、『やればなんとかなる』ってやつだよ」

2-6の名言をぶち込むな小高ァ!!!!!!!!!!

 

最期までみんなを守る、という希望を信じ続ける七海の姿は辛いものが有る…

 

「まだ、私、やりたいことが…みんなと、クラスメイトで、いたかったよ…もう1回、日向くんと、ゲームしたかった…よ…」

息を引き取る七海。

 

「え…?」

 

彼女の髪飾りを拾ったカムクライズルは、記憶の奥底にある”彼”のためか、涙を流すのだった。

 

絶望編七海の最期に残した言葉は、AIとなった彼女の手で叶えられることなる…

 

 

タイトル、「君は希望という名の望に微笑む」

2-5のタイトルは、「君は絶望という名の希望に微笑む」

対比になってますね。

3は七海の死が絶望を引き込む、2-5では七海がみんなに希望を託す。

 

EDはいつも通り目がぐるぐるしてる男が歌ってます。七海が消えてる演出とかあるのかなって思ったけどことはなかった。

 

 

 

というわけで絶望編10話でした。

七海の死ぬ過程が予想以上にエグい。即死じゃなくてじわじわ希望を与えつつ殺していくのが酷すぎる。流石江ノ島盾子だ…

本来存在しなかったはずのキャラクターを登場させておいて、原典に勝るとも劣らないエグい死に方をさせるとか…

小高悪趣味すぎるだろ…

覚悟はしていたけれども…七海が生き残る可能性はありませんでしたから…

仮に生き残ってしまったら、2の6章の日向と七海のやりとりはなんだったんだってことになりますし。

生き残ってほしいけど物語的には生き残ると矛盾が発生するジレンマ。

 

 

 

う~ん…77期みんな、結局七海の死でまとめて絶望しちゃうのか…

 

前にも書いたPV

「一番気になるのに語られてないこと…どうして彼らは、絶望してしまったんだろうね?」

って雪染の台詞でめっちゃ期待してたのになぁ…

 

彼ら1人1人が絶望した過程を断片的にでもいいから描いてしまった…

 

2のキャラって通信簿を見れば分かりますけど、過去になんかしらあった人物が多かったんですよね。

例えば左右田は親友に裏切られた過去、西園寺は競争の激しいお家事情。

尺の関係上14人分まとめては出来ないとはいえ、少しぐらいはこういう過去に絡めた描写がほしかったなあ、と。

これが正史だとするとかなりショック…77期生の過去には触れない方が正解だったのでは…スーパーダンガンロンパ2という物語が浅くなってるし…

七海も御手洗も出さないで、普通に14人のクラスメイトが絶望していく過程を描いた方がファンとしては嬉しかったなあ…七海大好きでアニメで見れて嬉しいけど優遇ってレベルじゃないのでは…

 

??「絶望に堕ちたお前達にも責任はあるんだ」

↑後付設定でこれすらも勘違いということになってしまった。一方的に洗脳されただけじゃん。未来編の瓦礫の中から早く救出してあげてください。可哀想すぎる。

 

 

まあ、最後まで見てから全体の感想は言います。自分が期待しすぎた部分もあるし。一応絶望した過程はちゃんと描かれてますしね。

今は残り4話(未来編2話+絶望編1話+特別編1話)を見守るのみ…

 

 

 

 

 

 

以下考察…といってももはや書くことがないので少なめ。

 

 

・ここからAIの2七海は一体どのように生み出されるのか?

雪染、77期と絶望に堕ちた人間ばかりと交流していたのになぜ彼女が存在していたのか疑問だったので…

といっても1話時点で既に出来るような考察ですが。

 

 

新世界プログラムのプログラムマスターは、不二咲千尋のアルターエゴ。この世界の構築と管理の役割を担っている。つまり、アルターエゴが七海を生み出したことになる。

 

希望ヶ峰学園の資料を握っていた未来機関は、保護した15人のうち14人は同じクラスに所属していたことを知る。

そのクラスには、”御手洗亮太”と”七海千秋”という生徒も存在していたことになる。

資料を引き渡されたアルターエゴ。2人の監視者を作ることになる。

片方はモノミ。もう1人は、生徒にすることにした。

御手洗は未来機関に既に存在しているため、七海を監視者のアバターとして作る。委員長としてみんなを引っ張っていたらしい彼女を監視者にするにはぴったり。

絶望編七海と2の七海が性格等が違うのは、アルターエゴは外見以外は資料を参考に推測で彼女を作るしかなかったから。

 

こんな感じでしょうか。あと、御手洗はほぼ七海と交流なかったけどもちょっと関わってるのかな。期生不明という意味深な設定の月光ヶ原も絡んでそう。

AIの七海胸にほくろあったけどあんなん資料に書いてあったのか!?アルターエゴの趣味か!?

 

…2のプロローグで超高校級の超高校級マニアである狛枝が実際に存在していたはずの七海の実績を知らなかったのは謎ですね。

まあ、後付ですし…しょうがないな…

 

絶望編がアニメオチかそれに近いものでこの考察覆してくれたら面白いな!!とんでもないオチが待ってると信じてます。

 

 

・狛枝なんで絶望シスターズのこと知ってる感じだったの?

幸運パワーです。

多分絶望シスターズに関する資料でもどっかで拾ったんだろう

 

・2のchapter0でなんでカムクラと狛枝面識ない感じだったの?

これから描かれるかもしれないけどやっぱり疑問。

おそらく狛枝は江ノ島によって記憶消されてたんじゃないんですかね。

77期が黒ってバレて薬やらを使われて尋問された時に困るし。

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、今回の記事はここまでです。

七海のあれこれがあってつらくてどうかしていたのか、記事の半分、3000文字ほどを逆蔵に使ってしまいました。

Bパートのことはあんまり触れたくないのでこのような結果となりました。ご了承ください。なんなんだこれ。

 

 

 

Next→未来編11話

ここまで描写されてるってことは、もしかして逆蔵生きてる?