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ダンガンロンパ3絶望編6話 感想と簡単な考察

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ダンガンロンパ3絶望編6話。

 

今回も最高に絶望的でしたね…ワックワクのドッキドキだ…

 

 

 

※ネタバレ注意※

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絶望編なのでいつも通り冒頭から順に感想を。

 

 

冒頭。前回ラストの続き。学園評議会の思想を語る日向。

希望はダニに寄生されるって凄い言い回しだ…

このシーンで他のモブと明確に区別されて映っているのはゼロにいた老人の四人ですね。

 

そして目覚める日向。彼は学園創始者であるカムクライズルの名を与えられた全世界の希望となるための存在に…

 

…っていきなり髪長くなっててびっくりしました。

目覚めるまでに長い時間かかったから?よくわからない…忌村さんの肉体増強薬関係なさそうだし…

 

 

 

その後江ノ島タイムと化したOP。最初見た時興奮しましたね…

反転して絶望カラーに。77期達の目が赤く。(田中はあんまり変わってませんけど)西園寺はビッグバン。

消えかかっていく、カムクラの髪の毛にのみ映る日向。でも、完全に消えたわけではないのでそういう意味では希望ですね。背景も白いし。

そんな絶望に染まっていくOPでも、最後に振り向く七海だけは、色は変わっていません。そして以前と違って笑顔に。(記事トップの画像)

 

絶望一色のOPですけれども、以前のOPで黒の絶望カラーだった部分は反転して白の希望カラーに。絶望希望すれすれ紙一重。

 

絶望編七海、おそらくカムクラあたりに殺されて退場すると思うんですが。退場しないと設定的におかしいし。

でも彼女は以前と違って笑っている。

笑顔の意味は希望なのか、それとも絶望なのか…?

絶望編は、「絶望で終わる希望の物語」。関係ありそうですね。

 

 

 

Aパート。季節が変わってもひたすら予備学科校舎の前でゲームをやりながら日向を待ち続ける七海。

雪染、日向のこと聞かれたらそこは真実教えたほうが良かったんじゃないのか…あなたの友人の責任も少なからずあるし

またな、という約束はいつ果たされるのか。もし彼らが会うとしても片方は「日向創」ではなくなってるわけで…

 

 

旧校舎から新校舎への引っ越しの準備をする77期達。

九頭龍とペコが予想以上に普通に会話していますね。以前は隠れて話してたのに…それだけクラスメイトを信用するようになったってことか。

そして前回と同じく思いっきり2人に食いつく澪田。こんな明るい子を絶望させる盾子ちゃんほんと超高校級だわ…

田中の動物のフンを浴びせられる西園寺。公式はどんだけ彼女を臭いネタでいじりたいんだ。

 

雪染と逆蔵の会話シーン。逆蔵が1日限りの評議員のIDカードをゲットすることに成功。やるじゃん。

「宗方くんのためになら死んでもいいかなー、私!」

やっぱり雪染は未来編で宗方のために死んだんでしょうか…死体が泣いてるのは何なんだろうか…

「俺の付け入る隙はねえ…そんなの…分かってたじゃねえか」

やっぱり逆蔵は雪染に片思いしていたんですね。3話ラストの会話シーンでもそんな素振りを見せていましたし。

もしかしたら宗方を取られたことに嫉妬してたのかもしれませんけど。未来編でも雪染の死にそれほどショック受けてなかったし(仇討ち発言はしてましたが)

 

 

新校舎に移動した77期達。

新校舎のビジュアル映ったのって初めてじゃないですか?めっっっっちゃくちゃでかい!こんなんだから予算不足になるんだよ!

ちゃんと移動してある狛枝の荷物。1話で自販機大当たりで手に入れた大量の缶ジュースが入ってるみたいですけど、これ1年以上経ってるし絶対飲める状態じゃないでしょ…

雪染によれば狛枝はそろそろ帰ってくるらしい。みんなも寂しいわよね、と言われて左右田が「いや別に…」と口では言いながらも嬉しそうにしてるのいいなぁ…澪田が後ろで爆笑してるのがじわじわくるけど。

明日は校舎完成のセレモニー。なんか不穏だ。

 

 

 

その夜、評議会の秘密を探る雪染。評議員が1人行方不明になったのに警備は手薄なのは幸運なのか、いかに。

帽子被ってるのは家政婦のミタリスペクトですか?

 

評議員でないと入れない部屋。そのPCには、行方不明になった評議員の姿が…

 

一方、江ノ島盾子ちゃんは案の定評議員を誘拐して拷問。そして目玉を…

髪縛ってる姿が一瞬雪染に見えた…この2人似てますよね。意味深だ。

 

PCにはロックのかかっているデータが。でも隣に貼ってある紙にパスワードが書いてあるザル警備っぷり。

「Curry rice」…なんだこのパスワード。もしかしてパスワードかけたのってあの子じゃ…

データの中身は、カムクラプロジェクトの詳細。色々書いてありますね…やはり親権者の同意の元であのプロジェクトは行われていたのか。日向には才能と呼べる能力が確認出来なかったとか書いてあるし…才能ってなんだよ…相談窓口とかでいいだろ…

こんなの人体実験じゃない、と驚愕する雪染。でも「日向」という被験者の名前には触れてませんでしたね。予備学科の生徒といえど少なからず交流あったんだしそこにも驚いて…ずっと前から気づいてたのかもしれませんけど。

 

カムクライズルの元へ進む絶望シスターズ。警備員を殺しまくる超高校級の軍人。それを眺めながらのんびりたこ焼き食ってる超高校級のギャル。監視カメラとかないのか…どんだけザル警備なんだ…職務放棄で行方不明にするのはむくろなら楽々出来そうですけども。

網膜認証のセキュリティも、たこやきの中に混じってる”白い球体”で楽々突破!流石盾子ちゃんだ!この網膜認証の突破方法は絶対絶望少女でもありましたね。ギャルといえど身持ち堅いが堅いらしくて安心した。

余談ですけど、最近生きている眼のみを認証するシステムが開発されているらしいですね。希望ヶ峰学園もそれぐらいのセキュリティにすれば良かったのに…

 

そして対面する、天然の超高校級の絶望と人工の超高校級の希望。

江ノ島の目に光が射すのって貴重じゃないですか!?

 

 

Bパート。カムクラプロジェクトのことを宗方に話す雪染。携帯で普通に話して大丈夫なのか…?

評議員の連中め、デウス・エクス・マキナでも作る気か」

デウス・エクス・マキナ。物語の最後に出てきて超ご都合主義で全てを解決する神様のことですね。自分は未来日記という作品で存在を知りました。

そんな”神様”を作り上げたつもりになっている学園。しかし宗方はその神様が、人類に悪意を抱く可能性を示唆。その可能性は後に現実となる…

 

 

 

カムクライズルと絶望シスターズのシーン。

江ノ島は、カムクラを殺しみんなを絶望させようとするも、一蹴される。それを見て激昂したダンガンロンパ最強クラスの戦刃すらも一瞬で跳ね除けられる。カムクラやっぱりチートだなぁ…

そして、

「ツマラナイ…あなた達の行動はまったく無意味です」

カムクライズルがボイス付きで喋っている歴史的瞬間。高山みなみさんの声ほんとかっけえ…!

貴方は物事の先の先まで読める「超分析力」を持っているから勝てないと知っているのになぜ挑んできたのか、とカムクラは江ノ島に問う。そんなカムクラも、全ての才能を持っていることから、超分析力を持っています。

 

ここで出てきました「超分析力」。詳細はダンガンロンパゼロで。上巻は無料という親切設計。

江ノ島の本来の才能は超分析力だった。そんな彼女なら超高校級のギャルにだって簡単になれますね。なぜギャルという才能の道を選んだのかは…人脈形成?

超分析力を持っていた彼女は、生まれた時から全てが分かってしまっていた。だから毎日が退屈で絶望的だった。彼女もまた才能により人生を振り回された人間の一人。

 

 

江ノ島は答える。自分は超分析力を持っていたから世界に退屈しきっていた。みんなが持っている希望は予定調和だった。でも、絶望だけは違った。絶望は未知と混沌で満ち溢れている、と。

江ノ島の思想が直に語られるのは貴重ですね。これはいい掘り下げ。OPの歌詞の「昨日だった世界は予定調和ばかりだけど」を思い出しました。

希望は予定調和。それを打ち破る少年が現れるのは2年ぐらい後ですね。

 

 

「こんなアタシを理解出来るの?世界を救うかもしれない。でもね、希望の先には未知なんてこれっぽっちもないのよ。それじゃあ、アンタは救われない。ねえ…こんな予定調和な世界はツマラナイでしょ…?だったらおいでよ、先輩♡」

カムクラを絶望に染めようとする江ノ島。ここで流石の学園側も気付いて警報。遅えよ。

「全てを手にして全てに退屈したカムクライズル!あんたを救えるのは絶望だけ!アタシだけよ!これは、絶望的に運命的な出会いなのよ!」

それでも喋り続ける江ノ島の頭を、カムクラは踏みつけ―

 

 

「おい御手洗、起きろ」

ここで唐突に詐欺師と御手洗のシーンに。さっきのシーンは御手洗の夢オチ…だったら良かったんですけどね。

学内病院に通うように御手洗に勧める詐欺師。

 

 

学内病院で目覚める江ノ島。怪我のことは転んだことにしてごまかしたらしい。あの状況からよく揉み消したなむくろ…流石超高校級の軍人。

あの後カムクラはむくろに江ノ島への伝言を伝えていた。「待っている」と。あの絶望的演説を聞いて彼は何を思ったのか…?

ド貧乳って妹に言われてとても喜んでる残念なお姉ちゃんは絶望サイドの癒やし。

 

 

病院へやって来た御手洗。

怪我も気にせずカムクラの元へ向かう江ノ島

すれ違った瞬間、江ノ島が物凄い食いつきを見せる。御手洗のマフラーを鷲掴みに。彼の名前を聞き、思いっきり抱きつく。おい御手洗そこ代われや

「わかんない…わかんないけど…アタシが、アタシに告げてんのよ…!これがもう一つの、運命の出会いなんだって…!」

カムクラの時と同じく、彼女の瞳には光が射していた。

 

 

EDはおそらく変化なし。停学中の彼は来週あたりには戻ってきそうですね。

 

 

 

 

というわけで6話感想でした。濃密に書きすぎて長くなりました。

本当絶望編面白いなあ。見たかったものをちゃんと見せてくれる。嬉しい。先週は残姉の初めてのボイス。今週はカムクラの(未来編6話ラスト除けば)初めてのボイス。ファンサービスが過ぎるぞこのアニメ。

齟齬ありまくりのトワイライトはなんだったのか、とか気になってたけどそれを吹き飛ばしてしまう面白さ。ダンガンロンパファンで良かった…

 

学園側にヘイトが溜まりまくってるのでむしろ絶望サイドを応援してしまうこの頃。こんなどちゃくそ腐ってる学園ぶっ壊してくれ…

 

 

さて、先週に引き続きここで公式HPを見てみると。

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日向がいたところにカムクライズルが。

先週は1のネタバレ全開でしたが、今週は2のネタバレ全開!

相変わらず新規に容赦ない公式でした。

ちゃんと髪の毛が花村の顔を映すよう配慮してるの面白い

 

 

 

 

 

 

 

 

以下、簡単な考察です。

 

 

・雪染はカムクラプロジェクトの資料を「見せられた」?

評議員1人が行方不明なのに警備が手薄になっているおかげで、あっさり評議員しか入れない部屋に侵入出来た雪染。PCの資料パスワードも御都合よく紙に書いてあって解除出来ました。

 

江ノ島の仕業かな!?

警備が手薄になっているのも、パスワードが「Curry rice」なんてちょっとユーモア入っているのも、雪染が侵入することを超分析力によって予測していた彼女の図らいだったり。

警備が手薄なことを「幸運といえば幸運だけど…何か変ね」と雪染が言っていたのもそのためでは?

 

OPの雪染のところで映る「It will break if you see」も、「カムクラプロジェクトの詳細を見たことで絶望が生まれる」といった感じの意味だと思います。

雪染がカムクラプロジェクトを知ってしまい、それを宗方に話したことが、最終的には絶望的な結果に繋がってしまうのかなあ、と。具体的にはまだ予想出来ませんが…

 

 

・新校舎完成のセレモニー

考察というかただの雑な展開予想です。

 

雪染が新校舎で77期達に話していました。明日、新校舎完成のセレモニーがあると。

…わざわざそんな台詞を入れるってことは、そこで何かが起こるのでは。

今回、そこまで時間軸が進まなかったのも意味深です。

 

公式の年表によれば、次に起こるのは「希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件」とのこと。

この時に生徒会メンバーに江ノ島が何かやらかすのか…!?

 

・御手洗亮太と江ノ島盾子のもう一つの「絶望的に運命的な出会い」

江ノ島は、御手洗との出会いに運命的なものを感じました。しかし、本人もなぜだか分かっていない模様。

果たしてこれから2人の間に何が起こるのか。

 

 

江ノ島と接触した御手洗が未来編の黒幕サイドなのか?

でも、彼の発言や行動からして、どうも絶望側であるとは考えにくい…絶望側が黒幕サイドとは限りませんけど

 

未来編では、御手洗は過去にみんなを救えなかった経験があるとのこと。

6話時点で、彼のアニメはどんどん完成度が高まっている。

 

 

やっぱり、「ダンガンロンパ3 絶望編」は江ノ島によっていいように使われた御手洗が書いたアニメでは。

5話で御手洗の机に置いてあった絵コンテが、3話のシーンの絵コンテまんまだったらしいですし…

御手洗自身は利用され、本人にそのつもりはなくともみんなを絶望に染め上げてしまった、だからそのことを後悔している…とか?

 

 

 

アニメといっても、ただのアニメじゃない。世界を絶望に染め上げるためのアニメ。

絶望がどんなに素晴らしいものか。希望がどんなに退屈なものか。それを伝えるためのアニメ。

 

世界を絶望に染め上げるのは少しスケールが大きすぎるので、予備学科を絶望に染め上げるためのアニメなのかもしれません。

希望ヶ峰学園がどれだけ腐っているか。評議員達が何を今までやってきたのか。予備学科の学費はどこに使われていたのか。

予備学科達に学園への不満を募らせていき、絶望の素晴らしさを伝える。

そして「予備学科生のパレードと集団自殺」に繋がっていく。

 

 

これはいい線いってるのでは…!?(たまには当たって欲しい)

 

 

先週と言ってることがかなり違ってますが、絶望編で作ってるのが絶望に染め上げるためのアニメで、希望編で会議前に作っていたのが希望に染め上げるためのアニメ…2つ存在していたりしないかなぁ。

 

 

 

 

 

 

今回の考察はここまでです。絶望編の考察はやっぱり未来編に比べて薄味になっちゃうなあ…感想を書きまくってるので記事の長さとしては同じぐらいなんですが。

 

 

 

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来週は誰も死なないと予想。俺の占いは三割当たる。